Nさんご夫婦と温かい時間を過ごしました。時間にすれば15分程度だったと思いますが、心から歓迎してくれたことに感謝しています。「片桐さん、わざわざ来てくれたのですか。私のところにまで来てもらわなくてもいいのに。友人とは連絡を取り合っています。片桐さんは絶対に必要な人だから、私達の力を合わせましょう、と話し合っています」と伝えてくれました。
「私の友人はみんな片桐さんを応援していますから。絶対に、絶対に必要な人ですからとみんなに話しています。もっと広めなければ。私の子どもも、以前から片桐さんを応援していますから、今回も連絡がありましたよ」と温かい言葉で話してくれました。
Nさんは膝を痛めていることを知っているので、「寒い中、ありがとうございます。健康が第一ですから決して無理をしないで下さい」と伝えました。
その後、隣近所の方を訪問したところ、Nさんが既に訪問してくれていることを知りました。この嬉しい出来事を表現するには難しく、感謝の言葉以外にありません。議員の活動は周囲の人に支えられていることを改めて実感できる出来事です。今更になりますが、一人ひとりの力が合わさったお陰で議員活動をさせてもらっていると感じました。仕事をするために世に送り出してもらっていることを心で感じ、歩き出す温かい力と感動という勇気をいただいています。
議会報告のため数箇所の事務所を訪ねました。
遠縁に当たるSさんは笑いながら「やっぱり片桐家の顔をしていますね。世代交代をしているので最近はみんなが会う機会は少なくなっていますが、みんな頑張っているので嬉しいです」と話し合いました。
Mさんは「片桐さんは和歌浦出身ですから応援しています」と訪問を歓迎してくれました。私の父親は和歌浦出身で私も生誕は和歌浦です。今では生家は存在していませんし、当時の賑わいも消えていますが懐かしい風景を感じます。頑張れる力をいただきました。
K社は幹部の皆さんが出迎えてくれました。幹部の皆さんに最近の県政報告をさせてもらいました。こうして出迎えてくれることは有り難いことであり、皆さんから力をいただけます。皆さんのところを訪問する度に「支えているのではなくて支えられている」ことを感じています。
H社も幹部の皆さんが迎えてくれました。「規制緩和以降、私達の業界も競争が厳しくなっています。新規参入によって価格が下がっていることから、現状の雇用を維持することが厳しくなっています。競争によって仕事量が減少しているので、人の配置を行っているところです。現状としては和歌山県の市場は小さいので、大阪や首都圏に人員をシフトしています。事業所の仕事が減少することによって和歌山県の人口も減少していると思います。その理由としては、新規参入事業者は県外からの会社ですから、県内に事業所を持たないでお客さんから要望があれば都度、対応しています。価格が安いのは仕事の品質が低いからです。専門的な仕事なので、仕事の出来栄えを見ても素人には仕事過程は分からないと思います。誇りを持って設備を見ている私達の仕事は都会では評価されていますが、コストを追及する地方では、都会と同等の評価をしてくれないのです」と話してくれました。価格競争によって市場規模が縮小していることや、専門的な仕事が消えようとしていることの懸念を感じました。誰にでもできる仕事は単価が安く、長期間品質を保つための専門的な仕事は単価が高くなります。短期的に見れば安い方が良いと思いますが、安全管理や長期的に品質を維持するためには、専門的技術を有する会社を選びたいと思うのですが。お客さんからの要求はそんなに簡単なものではないようです。
M社訪問したところ幹部が対応してくれました。事務所の外から室内に来てくれたので「どこかに出掛けていたのですか」と尋ねると、「外の掃除をしていました」と答えてくれました。この会社では、毎朝1時間かけて事務所内と会社の周辺の掃除をしていると聞きました。毎日、朝礼の後、1時間掃除をしているのは、お客さんに気持ちの良い空間を味わってもらうこと。従業員さんが自分の会社であることの意識を高めることなどを目的としています。
「お客さんが来てくれた時、事務所が汚れていればイメージダウンになりますから。お客さんには、私達の事務所に来てくれた時に快適な空間で過ごしてもらいたいと考えています。お客さんを心から迎える気持ちを込めて掃除をしているのですよ。ですから仕事の時間を捻出するために掃除の委託いたしません」と笑顔で話してくれました。
お客さんに満足を提供するためのしっかりとした会社方針を聞かせてもらいました。元気をいただいた気持ちになります。