活動報告・レポート
2015年2月8日(日)
訪問活動
訪問活動

とても冷たい風が吹く一日でした。午前9時30分から午後7時近くまで皆さんのところを訪問させていただき県政について話をいたししまた。県政報告よりもはるかに短時間ですが理解を深めてもらっていると感じています。県政の動きは報道されることが少ないためどんな議論が交わされているのか、議員はどんな活動をしているのか知らない人が多いので、議会報告や最近の活動について説明させてもらっています。

そんな中、嬉しい出来事がありました。市内の知人宅を訪問している時、不在だったことから「○○さん」と呼び掛けていたところ、隣の家の二階の窓が開いてこちらを見る気配がしました。上を向いたところ顔を見合わせて、「片桐さん」と声を掛けてくれました。

知った顔だと思ったのですが夕方の時間帯で顔がはっきりと分からなかったのですが、二階からは私の顔が認識できたようで名前を呼び掛けてくれたのです。実に再会するのは約15年振りだと思います。当時、南紀熊野体験博で仕事をしていた時によく声を掛けてくれていたNさんです。Nさんの子どもも博覧会関係の仕事をしていたこともあり、仲良くさせてもらっていたのですが、後にNさんは退職したため会う機会がなくなっていました。

また南紀熊野体験博閉会後は実行委員会も解散したため、会う機会がなくなってしまいました。同じ仕事をしていた時の交流のことは忘れてしまっていました。

今日の再会は不思議なもので、実はNさんはこの家に住んでいなくて、時々、風通しのため訪れる程度だそうです。家の中の掃除をしている時、裏庭で声がしたので「誰か来たのかな」と思って二階の窓を開けたそうです。

かつての話と最近のことも話し合いました。「議会で頑張っていることを聞いています」と激励してくれました。夕方で日が翳り、冷たい風が吹く中でしたが、心が温まるように暖かさが広がりました。「後半戦に向かいます」と挨拶をした時には元気が漲っているのが分かりました。

こんな出会いがあるから毎日の活動を楽しく思います。今日もたくさんの皆さんから励まされました。「寒い中、ご苦労様」、「私のところは来なくても大丈夫ですよ」、「冷たい手をして頑張っていますね」、「お父さん、片桐さんが来てくれましたよ」など、皆さんと交わした言葉は今日の宝物であり忘れられないものになります。

顔を合わすこと、言葉で激励してもらうこと、そして報告をさせてもらうことは当たり前のようですが、決して当たり前のことではありません。活動できる舞台に送り出してもらっていることから皆さんと出会うことができているのです。この毎日の幸せを感じ、皆さんにも行動でお返しをしたいと思っています。

今日は53人の知人の自宅を訪問させてもらいました。和歌山市内に広がっていることから時間を要しましたが、皆さんとの出会いがあって充実した一日となりました。今日という日に感謝しています。

K一家

午後8時頃、訪問したK会社では電気がついていて、日曜日なのに遅くまで仕事をしていました。「こんばんは。ご苦労様です」と挨拶をして会社に入ると玄関にポスターを貼ってくれていました。従業員の方が出てきてくれたので挨拶をして案内文を渡すと、笑顔で対応してくれました。「遅くまで仕事をしているのですね」と挨拶すると、また笑顔になってくれました。日曜日の夜ですが、厳しい時代に仕事ができることの喜びを感じているようでした。この会社の懇親会などの機会にご一緒させてもらっているのですが、とても家庭的な雰囲気があります。取引先の方からは「K一家」と呼ばれているように、社長を筆頭に一家を形成しています。売り上げを伸ばし成長を続けているのは働く人同士の連帯感と仕事に対する責任感があるからだと感じました。

仕事の合間に対応してもらったことに感謝しています。