転宅と子どもの進学に関して相談に対応しました。県外から和歌山市内に引っ越してくれることを歓迎しています。親は子どものことを心配するもので、転宅後の進学校について相談をいただきました。和歌山市内の学校の様子は知らないので転宅先の学校に関する話をしました。和歌山市は住み易い環境がありますから直ぐに慣れると思います。4月からの新しい生活を有意義なものにして下さい。
和歌山大学に関する話をいただきました。国立大学に対する国からの支援が縮小されていることを懸念しています。地方に国立大学があることで、その地域の高校生が目指すべき存在になっています。和歌山県においては和歌山大学がそうですが、国からの支援制度が縮小されることから、学校経営の観点から厳しい環境に曝されようとしています。地方都市にとって大学は高校生の進学先としての存在だけではなく、シンクタンクとして、地域創生の役割の担い手として、市街地活性化の研究者としての存在があります。
何とかして地方の国立大学を守り抜くことを話し合いました。地方議会議員の卒業生で、支援チームを作るなどの方策を検討することにしています。
午後7時から9時までの時間は、片桐章浩を支援する会の定例の議会報告会を開催しました。平成26年は議会報告会を10回開催し、1回は竈山神社の清掃活動、もう1回は友ヶ島ツアーを実施するなど、毎月1回のペースで集まりました。その他にもペットボトルのキャップの収集を行っていますが、平成26年は19,780個を集め、これまで通算して67,090個を集めています。その結果、開発途上国に寄贈されたワクチンに換算すると78.5人分のワクチンになっています。また二酸化炭素削減効果は495kgとなっています。
私達、支援する会として政治活動と共に地域を超えて社会貢献ができていると考えています。今年の活動もキャップ収拾や清掃活動を交え楽しくて為になる活動を実施することを話しました。
そして平成27年の最初の集まりとして議会報告会を行いました。通算32回目となる議会報告会に初めて参加してくれる人もいたので地方議会の役割と議員の活動を中心にして報告と意見交換を行いました。
空家対策を県議会で取り上げ、和歌山県としての国への要請が平成27年度には成果が現れそうになってきました。地域の皆さんの声を聞かせていただき、地域の課題として県議会に取り上げたことも役立っていると考えています。議員は思いつきや個人の意見を提言するのではなくて、皆さんからお聞きした意見や課題を調査し、その結果、県政で取り上げるべき問題だと認識できれば県議会で取り上げます。そうして条例へとつながることや国への要望として取り上げ法制化されたり、予算化されることへとつながっていきます。
形になっていくと、私達の意見が和歌山県に届けられ、国にも届くことを実感してもらえます。今回は事例として空家対策、和歌山南インターチェンジ、和歌山市内の産業廃棄物最終処理場の問題を取り上げ、民意と議会について説明しました。
議会は民意を反映させる場所でもあります。そのため議員は皆さんが望んでいること、期待していること、つまり民意を把握し議会で取り上げ、議論を交わすことが最も重要な役割です。成果が出るまで、結論が導かれるまで、それを反復、継続させることが議員の役割だと認識しています。
一人の意見が集約されていくと大きな力となっていきます。私達は一人の力は小さいと思っていますが、一人が力を発揮することで周囲に影響を与え、大きな力へと発展していくのです。一人の力が小さいと思って発言も行動しなければ、それは力にならないで小さい姿で終えてしまいます。
毎月のように続けているこの議会報告会の姿が議員としての活動の原点であり、核になるものです。2月の日程も決めたので、今年も継続した報告会を続けることによって、私達の持っている力は小さな力ではないと感じてもらいたいと考えています。夜遅くまで参加してくれた皆さんに感謝しています。
訪問した先で皆さんとの出会いを楽しみました。有り難いことに訪問を歓迎してくれる皆さんがいるので元気を受け取っています。訪問したときの反応によって元気が沸き起こる時とそうでない時がありますが、幸運なことに毎日のように元気をいただいています。
このように素晴らしい毎日が訪れてくれていることは、人に恵まれていると感謝するばかりです。心掛け次第でこれから先も幸運は続きます。この先も皆さんとの出会いを楽しみたいと思っています。