活動報告・レポート
2015年1月22日(木)
無駄話
無駄話

新しく取り組む事業について説明を聞かせてもらいました。これまで大手企業で培ってきた経験を活かして新規事業に参入する話です。説明してくれた現地事務所長は、「仕事の基本は人との信頼関係にあります」という前提でこれまで経験と事業計画を説明してくれました。

ひとつは無駄の効用です。無駄話は無駄ではないというものです。仕事で相手と交渉する場合、肝心な話は少しでも、そこに行き着くまでの話は直接交渉と関係のない話題が多いのです。前振りをして交渉に入る方がスムーズなことや、無駄話をしながら信頼関係を築くことなどから必要なことです。

しかも信頼関係は信頼できる人から紹介してもらうか、何度も会って「この人となら無駄話に付き合っても時間はもったいなくない」と思ってもらう必要があります。無駄話をしてもらうまでには、そこにたどり着くまで時間を要するのです。

ですから無駄話の中に相手が必要と思っている情報や仕事のヒントなどを織り込み、役に立つ無駄話に組み立てる必要があります。無駄話を単なる世間話にしてしまうと信頼関係に辿り着けないまま関係を築けなくなります。

今日、所長が話してくれた経験とは専門的な知識と技術、資格は当然のこと、30年以上掛けて培ってきた信頼関係も含まれているのです。時間を掛けて熟成させて体得したものには価値があります。

「また無駄話をやりにきます」と挨拶をして無駄話の時間をしめました。無駄なものは決してないという言葉もあります。

訪問活動

お世話になっている事業所を訪ねたところ、大変お忙しい理事長が出迎えてくれて「何でも協力しますから私達にできることは言ってください」と笑顔で話してくれました。一つのことを仕上げたことから信頼関係に結ばれていることの強みを感じました。心から歓迎してくれていることは分かりますし、今春まで一緒に走ってくれるような感覚がありました。こんな出来事にたくさん出会うから今日という日は楽しいと感じます。

そして今日もたくさんの皆さんと出会うことができました。訪問した先で簡単な県政報告をする程度でしたが、現在の県政や将来の和歌山県のあり方に関心を持ってくれていると感じました。

案件

依頼された案件があり対応しました。先に別の人に依頼していた案件ですが、「お手上げです」と解決できなかったことから相談に来られたものです。確かに相談者が望む期限までに時間的余裕がなく、また簡単にできる案件ではありませんでした。

そこで望む結果に近づけられることはできないものか考えました。近い結果に近づかせることはできると思いつき午前中の相談に対して午後に対応しました。その結果、相談者は少し安心できる過程を踏むことにつながりました。不安を安心に変えることは簡単なことではありませんが、少しでも緩和できたら嬉しいことです。

懇親会
懇親会

料理屋の「小茄子」で懇親会を実施しました。店内の壁には私のポスターを貼ってくれていて、ポスターが見守ってくれている中、懇親会をスタートさせました。店主からは「応援しているから。今日は何でも話し合えるように」と貸し切りにしてくれました。嬉しい配慮に感謝しています。懇親会では中心市街地の再開発計画と取り組み方、音楽を通じた活性化などを話し合いました。

若い人たちとの懇談の中からまちの活性化のヒントを受け取ることができます。思っていることを聞かせてもらい実現に向けて行動することが活動の基本だと認識しています。