和歌山南スマートインターチェンジや受け入れ道路となる県道の道路計画、和歌山県海草振興局の移転などに関して話し合いました。これらの一連の計画は和歌山県が行っていますが、それに伴う地域振興に期待している人が多くいます。和歌山市の東南部の開発に関しては今まで余り進んでいなかったのですが、この地域に物流拠点があれば京阪神への輸送の利便性が高いことから必要性を感じていました。ただ物流拠点を建設したとしても高速道路への接続道路がなければ利便性はないため実現できないでいました。
そこで国の施策によってスマートインターチャンジの設置に関して優遇期間が設けられ、この地域へのスマートインターチェンジの設置を計画しました。当初、和歌山市中心市街地の活性化と相反することになるので整合性を求められていたこと、接続道路がなければスマートインターチェンジを作ったとしても渋滞が起きるため積極的ではなかったことなどから、この計画の実現性に関しては微妙でした。
当初和歌山市と協議をしていたのですが課題の解決が見えなかったことから、知事の判断によって県事業として実施することを決定し発表しました。当時、和歌山県と和歌山市の協力に関しては距離が感じられましたが進展させることで一致、その後計画を進めているところです。
この和歌山南スマートインターチャンジは平成30年度に完成予定で、海草振興局もこの場所に移転してきます。防災拠点になる設備も設置することから、東南部地域の活性化が期待できます。
この計画を歓迎するという地元の意見を聞かせてもらい計画の有効性を確認しています。
また和歌山市から海南市に抜ける県道の拡幅など整備計画に関しても意見交換を行いました。朝夕、この道路は海南市から和歌山市に通勤する車が多く慢性的な渋滞が続いています。解消する方策は難しいのですが、県道の狭隘な地点に回避できる場所や道幅を広げることができないか協議をしています。
また和歌山南スマートインターチェンジの接続道路に和歌山市から海南市に抜ける都市計画道路があることから、計画の早期進展を求めました。いずれにしても道路が開通することや拡幅するなどの動きがあると地元の期待が膨らみます。一人の力で都市計画道路を完成させることはできないので、みんなの力を結集させて和歌山県の道路行政を後押しする活動を行うことにしています。
和歌山文化協会の新年会に参加しました。和歌山市の文化活動の核となっている協会では茶道や華道、詩吟などのお稽古と実践活動を行っています。今日の新年の会合には知事や和歌山市長が来賓として来ていることから、協会の活動が素晴らしいものであることを知らしてくれています。長唄とお三味線の演奏で幕を上げた新年会を、暫くの時間でしたが楽しみました。
和歌山市内の経営者を訪ねました。地方都市にとって厳しい経済環境、厳しい社会環境が続いていますが、この経営者は「環境に適合させることが生き残るために必要なこと」だと話してくれました。不満を述べるだけでは適合できませんし、適合するまでの時間がもったいないので、不満を言う時間があれば適合する方針を固め対応していくことを心掛けています。
そのために事業全体を見直して、現在実施している以上のコスト削減を検討しています。ランニングコストを削減するために初期投資も検討していて、投資した分の回収年が短い方法も考えていることを知りました。やらなければならないことは、アレコレ考えるよりも実践することが大事です。経営者の視点を学ばせてもらっています。和歌山県の活力が増大することを期待し、今後の事業計画を話し合いました。
和歌山県飲食業生活衛生同業組合役員会が開催されました。県内の役員の皆さんが集まり今年の活動について協議を行ったものです。その会にお招きをいただき、和歌山県の飲食業界の発展を支援することに関して挨拶の中で触れさせてもらいました。今年紀の国わかやま国体が開催されますから飲食業界にとってチャンスであり、今年を発展の機会として底上げを図る必要があります。そのために活動方針を話し合うことができました。
和歌山県組織の役員ですから和歌山市や紀ノ川筋、和歌山県南部地域から役員の方々が集まり発展の方向性について話し合いました。出来ることから実行していくことを確認しました。
和歌山市内で活動をしている4つのライオンズクラブによる合同例会を開催しました。今回は和歌山ゴールドライオンズクラブが幹事となり例会を進めることになりました。
4つのクラブが集まっての例会は楽しい雰囲気がありました。人が集まることが活気を産み出すことが分かる例会でした。
その後、指名委員会が開催され、次期役員体制について確認しました。新しい年度がそこまで迫ってきました。節目があるから毎年同じような活動に対しても取り組めると思います。社会貢献とは、毎年のように同じことを繰り返して地域力を高めていくことにあると思います。ライオンズクラブの活動を通じて感じることは、同じことを飽きることなく継続する力が地域力だと思います。