活動報告・レポート
2015年1月13日(火)
開発計画
開発計画

和歌山県内で大規模な開発計画があります。高規格道路が完成することで周辺地域の活性化が期待できますが、これまで利用されずに放置されていた場所を利用しようという動きが出てきました。大規模な開発に関しては行政の許認可を必要としますから、書類作成と行政に対する説明など時間を要することになります。現場は動いていますが、それに呼応して手続きも必要となってきます。問題なのは現場の動きや活用を考えている事業者の考えや行動と許認可手続きの速度に違いがあることです。資金を投資した限り一日でも早く完成させたいと思う事業者と、地域のことを考えて慎重姿勢を見せる行政との間のスピードは確かに違います。

このスピード感を埋める方法は信頼関係に基づいて仕事を進めること以外にありません。行政は法律や条令に基づいて客観的に見ようとします。また開発されることによる周辺の環境変化と周辺住民の皆さんの生活の安心と安全を考えますから、どうしても法律以外にも安全面と地元の意向を重視することになります。

事業者サイドは資金を投資しますから、早い段階での事業開始を望んでいます。当然、法律や条令に基づいた開発計画を検討していますから、適合していれば許認可を早く降ろして欲しいと考えます。

このスピードの差は相当大きなものがあります。何度も話し合いを行うことで信頼関係を築き上げ、その結果スピード感を縮めることへと展開していくように感じます。

地域においてひとつの事業を行うことは大変なことです。その場所が開発されると思っていない人たちが暮らしているからです。それでも人口が減少し企業進出が少ない和歌山県にとって、事業への投資を伴い雇用も生まれる開発計画があることは好ましいことだと考えます。折り合いを見つけて良い計画であれば進めたいと考えています。

今日は開発計画に関する現場調査と手続きに関して打ち合わせを行いました。

懇親会

午後6時から懇親会に参加しました。挑戦することへの激励のための集会で、馴染みの顔、初めて会う人、そして懐かしい顔に出会いました。目的を持って集まる人たちとの間には信頼関係が芽生えます。懇親会場には一帯感が生じ、政治に対する話し合いが交わされます。普段の会話の中に政治の話が出ることは少ないのですが、集会や統一地方選の前になると、熱く語りあう場面が増えてきます。

今日話し合っただけでも和歌山市の課題は経済、雇用、教育、介護、医療など多岐に及びます。在宅介護と在宅医療は2025年に向けての課題ですし、教育レベルの向上は喫緊の、そして長期的にも課題となるものです。人口と雇用を増やすことは重要課題ですし、一人の政治家が動かせるレベルのものではなく、地域と行政、そして政治が和歌山県や和歌山市の政策を話し合い、認め、行動することが必要だと思います。

皆さんとの懇談を楽しみながら次の会場へと移動しました。

報告会

午後7時からは報告会です。県政に関る政治家として抱負を話しました。平成27年は紀の国わかやま国体開催の年、和歌山県にとって大切な飛躍の年になります。道路整備や周辺環境整備は当然のこと、地元地域の皆さんと政策を休養することで発展に向かわせる年になります。また国体終了後の平成28年度に関しても、予算確保のために今から地域創生のための企画と行動を起こす時期でもあります。

県政に関して期待してもらえるような話をさせてもらいました。皆さんに共感してもらえるなら嬉しいことです。

懇親会

午後8時から今日三箇所目の会場に移動しました。懇親会では県政の話を交わしました。終了時間は午後0時を回り、楽しくて充実した時間を過ごすことができました。行動することは気持ちの良いことだと感じています。