平成27年新春の消防出初式に参加しました。寒さ厳しい中、消防団の皆さんの凛々しい姿に接し気持ちが引き締まりました。地域防災力は消防団員の皆さんの力に頼るところが多くあり、初期出動から後始末まで地域力こそが防災力だと思います。年末も年始もなく地域防災のために尽くしてくれている皆さんに感謝しています。
式典では若手消防署員の訓練の成果を披露してもらったり、子ども達の演奏を聞かせてもらったり、防災への関心を高めてくれる内容となっていました。また行進で先頭を務めた若手消防署員の溌剌とした歩き方は、和歌山市消防の姿勢を示してくれるものでした。任せて大丈夫だと思うのに十分な行進で、「和歌山市の防災を頼んだよ」と心の中でお願いをしたほどです。
この消防出初式は新年と仕事の時期が交錯する催しで、今日を境に和歌山市は日常の風景へと戻っていくような気がしています。新春の雰囲気を感じるのは式典までで、午後からは日常の活動へと移ることになりました。
友人がオーナーで、同じく友人が経営する飲食店で昼食をいただきました。無農薬野菜などの食材を揃えて季節の料理を提供してくれました。このお店の場所は分かり難くなっているのは理由があり、友人同士の隠れ家として利用して欲しいという経営者の願いが込められているのです。「友人同士が気兼ねなく集まり懇談する場所として利用してもらえると嬉しいです」と話してくれましたが、家族的な雰囲気を楽しむことができました。経営者の方が平成26年12月初めからリフォームを行い、約一ヶ月掛けて開店に漕ぎ着けました。内装や色使いなど全て自分達で実施したもので、手作り感があるのですが高級感を感じる空間に仕上がっています。
今日の昼食は四人でいただきましたが、食事も会話も楽しくて時間の経過を忘れるほどでした。今を楽しむことが幸せを感じる方法ですが、ここには自然にそんな雰囲気にさせてくれる空間があります。
また隣の部屋では働く女性を対象としたパソコン教室の準備を整えようとしています。子育てをしながら働きたいと思っている女性のパソコンのスキルを磨くためのパソコン教室を行い、子どもを預かるしくみを取っています。働く女性と働こうと意欲を持っている女性の支援をしようと経営者は考えて準備を進めています。輝く女性を支援するためのしくみを作ろうとしている経営者の皆さんの行動力に敬服しています。
和歌山市内の小学校のグラウンドを訪問し、そこで練習をしている少年野球チームを激励しました。冷たい風が吹いている中、子ども達は練習に取り組んでいました。好きなことを一所懸命にしている姿を見ていると、大切なことを思い出させてくれました。
それは、可能性があるということは頑張れるということだというものです。そして可能性とは自分で感じるもの、信じるものであり、自分で自分の可能性を感じるから練習をすることができるのです。可能性を感じながら練習をすると楽しく技術を高めることができます。子ども達の練習風景はそんな可能性の大切さを感じさせてくれました。大人は可能性がないのではなくて、可能性を感じることができないから楽しい日が訪れていないだけです。自分の可能性を感じることができ練習を続けられるなら、大人は成長を続けることができます。
それにしても子どもを指導する大人には、夢を追い続ける、夢を託すことのできる楽しそうな表情があります。自分の技術を次に続く人に伝え育てることは楽しいことだと感じることができます。子どもを指導している瞬間の大人は、子どもの頃の夢を追い続ける少年のような表情をしています。大人の表情から、寒さも時間も感じていないと思うからです。
そして来週は小学校6年生の卒団式が予定されています。小学校で野球をするのが最後になり、中学校で夢を追い続けることなります。子ども達の夢を応援するために卒団式に参加させていただきます。
頑張れ、未来の野球選手達、そして保護者の皆さん。
本日は残り戎となり、津秦天満宮に行ってきました。冷たい風が吹く中でしたが、津秦天満宮の境内で宮司さんを初めとする皆さんと楽しい会話を交わせたので、寒さを感じることなく約1時間を過ごすことができました。「今日、来て良かった」、心からそう思いました。三日間、続けることは体力を必要としますから、三日目の夕方から夜に掛けての時間は疲労との戦いの最中だったようです。話をすることで楽しくなったと話してくれたことは嬉しいことです。
人と会い楽しい会話を交わすことで楽しい時を刻むことができます。そうすると寒さも時間帯も関係なくなります。こんな時間を持てたことに感謝しています。昨夜、知人のMさんから「東の方向を大切にしなさい」というアドバイスをいただいた直後に、東の方向の津秦天満宮で親交を深めることができました。神の配剤とも言える大切な時間を過ごせました。