今日から本格的に仕事が始まっています。皆さんの表情は、もう新年のムードではなく実践モードに入っています。飛躍の年になることを皆さんの表情から伺うことができ、やる気が満ちてきます。
市内の経営者は「人は活かすものですよ」と話してくれました。人は活かすことで会社に利益をもたらし社会に必要とされる人と会社になります。しかし活かすことができなければ利益は生み出しませんし、組織の中で個人も活かせないでいます。個人の組織も損失ですから、人は活かして行動できるような環境を整えたいものです。
その分野でシェア世界一の会社で働く人との話です。「若い頃、先輩に教えてもらったことがあります。この職場で働く限りは一番を目指しなさい。この職場で一番になるということは、世界で一番になっているということです。職場で一番になるとあなたが世界一になれるのですから頑張って欲しいと思います」という言葉です。職場で中堅になった今も、その言葉を覚えていて常に一番を目指している姿勢があります。会社と職場に誇りと自信を持つことの素晴らしさを感じることができました。会社に誇りと自信があれば、会社のことを好きになりますから、会社のことを人に語ることができます。会社の歴史、何を社会に送り出しているのか、そして社会で必要とされる理由など、会社の物語を語ることができるのです。そしてそこに所属している自分の存在を幸せだと言い切ることができます。
世界一を目指している会社の、そして個人の素晴らしいい姿勢に感銘を受けました。
そして「ここでは失敗という言葉はありません。疑問を持てば挑戦することが許されている会社です。ですから今まで失敗したことはありません」とも話してくれました。諦めるまでは失敗ではありませんから、常に挑戦する姿勢と向上心を持ち続けているので輝くような言葉が飛び出してきます。この姿勢を見習いたいと思いました。
人と会うことは学ばせていただくことです。今年もこの姿勢で人と接したいと思っています。
新春のスタジオライブに行ってきました。バナナエフエムの公開生放送がロイネットホテルのサテライトスタジオで行われました。今年最初を飾るゲストは和歌山市を中心にライブ活動を行っているmiyaさんです。新春らしいmiyaさんの明るい歌声は来場者を幸せな気持ちにさせてくれるものでした。
曲も新年らしく、生まれ来る愛、育てていく愛、そして感じる愛といったテーマで構成していたと思います。人は愛に包まれて誕生し、愛に育まれて成長し、やがて愛を注ぐ人になります。愛を受けて育った人は愛を与える人になっていきます。miyaさんは人にとっての愛を歌い上げてくれました。スタジオの空気を活き活きと、そして愛に包まれるような空間へと変化させてくれました。新春のやや冷たい空気を愛の歌声で暖めて、春を迎えたような空気にしてくれました。
miyaさんの歌唱はこのように空気を変えていく力があります。一緒に行った人からも「今日のライブに誘ってくれて本当に良かった。次回からも参加します」だとか、「大きな空間の広がりを感じました」など素敵な感想を聞かせてもらえました。
スタジオに参加した皆さんが幸せな空気に包まれたので、そのまま帰ることが惜しくなる感覚がありました。結局、参加した皆さんとライブの雰囲気に包まれながら、その後は今日の幸せを共有することになりました。
人に幸せを与えられる人は素晴らしい人だと思います。ただ幸せを与えるために、年末から伝えたいメッセージを曲の構成へとつなげる頭の中の作業と練習があったと思います。
幸せを与える立場の人は厳しい環境を潜り抜けて与える立場になれると思います。人が欲しいものは決して簡単に入手できるものではないからです。自分で得ることが難しいものをいただいた時に人は幸せを感じます。miyaさんの歌声から幸せをいだけるのは、そんな人に幸せを与えるための日々があるからだと思います。でも日々は苦しいだけではなくて輝く日々だと思うのです。