Tさんに付き添っていただき、Tさんの友人や知人宅を、県政報告を兼ねて訪問を行い、挨拶させてもらいました。皆さん共に歓迎してくれたので嬉しく思っています。人を紹介してくれたのは日頃から私の活動や性格を知ってくれているからであり、その信頼が今回の行動につながっていると考えています。常日頃が大事だと言われますが、常日頃をきっちりとすることは意外と難しいことです。誰でも簡単にできるようでできていないので、できないことを続けていることが信頼につながっていると感じています。
こうして休日の一日を返上して私のために付き合ってくれたことに深く感謝し、その信頼と行動に応えなければ、と強く思っています。応援してくれるみなさんがいるから、たくさんの力を戴き頑張れます。一人で困難に立ち向かうことは厳しいけれど、みんなの応援という力があるので前を向いて行動できるのです。
途中、Mさんと話した内容です。例えば皆さんが話してくれる10の言葉のうち、励ましてくれる意見が9、批判的な意見が1だとします。本来であれば9の励ましがあるので心が元気になるべきですが、心を支配するのは少数派である批判的な1の意見です。批判的な1の言葉が心を支配し、「自分はダメなんだ」と心の中に溢れるのです。せっかく、今日を懸命に行動して明日に向かって進もうとしているのに、批判的なたった一言が心と行動にブレーキをかけてしまうのです。心が批判的な意見に支配されると行動力にも影響を与えます。時には病気になることもありますし、行動するための自信を無くしてしまうこともあります。
言葉の力は偉大です。人を活かすことも殺すこともできるのです。批判的な意見を言う人は、人の心を批判的な言葉で満たし、人の行動を止めることで心を殺しているのです。そんな人の言葉は受け止めないで流してしまうと良いのですが、心はしっかりと受け止めてしまうのです。
たった一言で、行動を止められてしまい、たった一言で気力を失わさせ、たった一言で歌えなくなります。言葉で人の心を殺してしまうような邪悪な人がいることは事実です。
ですから、言ってくれる良い言葉だけを心にクローズアップさせることをお勧めします。励ましの言葉、応援してくれる力、希望を抱かせてくれる言葉、前に進む勇気を与えてくれる言葉。毎日、聞かせてもらっているそんな言葉だけを集めて、手帳に書くことや日記に記すことがお勧めです。私の場合は、三つの出来事の中に、励ましの言葉やお褒めの言葉を記しています。毎日、書くことで心をそれらの言葉で満たし、書き溜めることで心の中に批判的な言葉が入る余地をなくすようにしています。
批判的な言葉をどう跳ね返すか。そんな意見交換を行いましたが、それだけで心が温まりました。
さて訪問先では温かい励ましをいただきました。
「片桐さんのことは知っていますよ。フラメンコを習っていたのでその時にお会いしました」という過去からのトレンドを感じさせてくれた言葉。
勤務している職場を訪問して「来てくれなくても良いのに。わざわざここまで来ていただいて」という驚きと歓迎の言葉。
「寒い中、来てもらわなくても良いのに。ありがとうございます」という労いの言葉。
「期待しているから頑張って」という未来を指さしてくれる言葉。
訪問して皆さんから聞かせてもらった言葉は、今日いただけた宝物です。こんな宝物のような言葉をいただけるので活動を続けられるのです。
今日お会いさせてもらった全ての皆さんに感謝すると共に、休日を返上してお付き合いをしてくれたTさん、Mさんに感謝しています。