活動報告・レポート
2014年12月22日(月)
他薦された役員の話
他薦された役員の話

良い話を聞かせてもらいました。自治会やボランティア団体などの役員は、基本的には報酬がありません。報酬がないけれど、みんなのためにと役員を引き受けて活動をしています。自薦の場合もありますが他薦で選ばれた役員もいます。

みんなから押されて役員を引き受けているのに、時間の経過と共にその人を役員に推した人たちが次第に批判するようになることは多々あります。

他薦を受け、みんなの代表として役員を引き受け、懸命に活動をしてくれている人を、自分がその役を引き受けることもしないで批判することは恰好悪いことです。役員就任から一年余りの期間で成果が上げられなければ、「何もしていない」だとか「何をしているのか分からない」などの批判が飛んできます。

しかし他薦を受けて選ばれた人が何もしていないことはありません。人がこの人であればと推薦して選ばれた人は、それだけの資質を持ち合わせています。もし持ち合わせていなかったとすれば、みんなの見る目がなかったということです。

少なくとも推薦した限りは、その役員の行動を見守って欲しいと思います。活動の記録はホームページに掲載されていたり、情報宣伝紙で配布されたりしています。発信されている情報を見るという能動的な姿勢が無かったり、発信されている情報を受け取ることもしない人が批判を言うのです。

本当に応援している人は批判しないで温かく見守ってくれるものです。それまで課題となっているような問題は簡単に解決することは困難ですし、課題に対して短期間でみんなが望むような活動の成果をあげることも難しいことです。活動をしていく中で少しでも課題解決に向かおうとしているのです。

ある役員経験者が言いました。「みなさんは役員を批判するけれど、みんなでお願いして就任してもらったことを忘れているのではないですか。誰も引き受けたがらないから彼にお願いしたのでしょう。批判するなら自分が立候補すれば良いと思います」と援護射撃をしたのです。

自分のことだけをするのは簡単です。みんなのために実行して成果を出すことが難しいのです。みんなのために何かをするには自分の時間をそれに費やす必要があります。自己を犠牲にしてみんなのために何かに取り組んでいる人を、自分のことだけやっている人が批判する資格はないと思います。

この役員経験者の話に共感を覚えたので、みんなに紹介しました。

訪問活動

年末の挨拶を兼ねて訪問活動を行いました。

体調を崩していたOさんは回復基調にあります。病気と闘いながら自治会の役員の皆さん達の活動を見守っています。現場にいられないことを残念そうにしていますが、後輩の役員達が、自分のいない間の自治会活動を推進していることを頼もしく思っています。Oさんが不在の間も自治会活動が停滞することなく計画通り活発に実施していることに安心しています。今年を振り返った後で、来年の活動計画についても話し合いました。まず健康を回復して一緒に活動できることを楽しみにしています。

Sさんは理事長として立ち塞がる困難に立ち向かっています。理事長の武器は信頼できる部下がいることです。現場を任せても大丈夫な部下を配置して、権限を委ねて責任を持たせています。部下を信頼して任せることがリーダーの条件です。その結果、明るくて生き生きとした職場環境の下、従業員の皆さんが仕事をしている現場に出会いました。明日に向かう元気をいただきました。

懇親会

後援会の皆さんと懇親会を行い、今年一年を振り返り、来年に向けた活動を確認し合いました。活動の拠点がしっかり確立できているから思い切って動けるのです。活動できる体制を整えてくれて、いつも励ましてくれている皆さんに感謝しています。