活動報告・レポート
2014年12月21日(日)
教師の役割
教師の役割

高校三年生の担任をしている教師の家族の方々と懇談する時間をいただきました。年末の日曜日ですが、教師である息子さんはクラブ活動や公務のため出掛けていましたが、活き活きとした学校生活を過ごしていることを教えてもらいました。今年は高校三年生の担任を受け持っていることから、受験指導でとても慌しいけれど充実した生活になっているようです。生徒には志望大学に進学できるような勉強と進路指導をしていますが、時には現実に即した指導をする必要があり、厳しさを感じていると話してくれました。

責任のある立場に立ち、子ども達を指導する難しさと幸せを感じているようなので、私も嬉しくなりました。冬休みを控えて授業に、クラブ活動にと大変な毎日を過ごされていますが、健康に気をつけて飛躍して欲しいと願っています。

いじめ問題

2年前の平成24年12月に田辺市で起きた自殺未遂の事故に関して、最近、たくさんの問い合わせをいただいています。本日も田辺市のこの事故に関しての質問があり、これまでの経過を説明させてもらいました。彼が自殺未遂を起こしたのは中学一年生の12月ですから、もう2年が経過しています。平成27年3月には中学校を卒業する見込みですから、彼の中学三年間を終える時期に差し掛かりました。その後の経過が報道されることもなく語られることもなくなっていることから、心ある皆さんから「もう卒業の時期ではないですか」、「その後はどうなっていますか」などの質問が来ています。

彼の事故に関する検討委員会の報告書は田辺市長や田辺市教育委員会に答申されていますし、それを契機として田辺市ではいじめ防止条例を制定し、その後のいじめの歯止めに資しています。一つの事故から教育の中のいじめ問題への対応は進展しているところですが、彼の時間は戻ってきません。どんなことを施しても彼が中学一年生に戻ることはありませんが、関係者の皆さんにはせめて心ある適切な対応をお願いしたいところです。

このいじめ問題を議会で取り上げた一人の議員として進展を見守りながら、平成27年3月の彼の卒業を称えたいと思っています。

展示会

案内をいただいていた住宅展示会に行ってきました。ゼロエネルギー住宅の展示会で、構造見学会と呼ばれる段階での内覧会です。構造見学会に行ったのは初めてのことですが、断熱材の性質や機密性について説明をしてもらえたので知識が深まりました。国では2030年までに新築住宅を全てゼロエネルギー住宅にすることを目指しています。地球温暖化対策の一つとして、エネルギー問題への対応としての省エネルギー化、そして健康的な生活のためにも、補助制度を作るなど推進体制をとっています。

仕上がった後ではなく建築段階で構造物が見えることで、この機能を理解することができます。見えないところが大切なのは生き方でも、建築物でも同じです。人が見てない所や見えないところを大切にすることが大事なことです。

その他
  • バイオマス発電について打ち合わせを行いました。和歌山県内でバイオマス発電が可能かどうかの問い合わせがあります。ただ発電に必要となる森林資源は不足していることから、和歌山県内だけで燃料を調達することは難しいところです。県内産業振興の観点から全て県外から燃料を調達することは推進できませんが、半数を県内資源で賄い不足分を県外から調達する方法であれば可能性はあると考えています。今後、実施可能かどうか検討したいと考えています。
  • ペットとの共生、ペットとの生活に関する打ち合わせを行っています。温暖な場所が多い和歌山県は、高齢者の方々がペットと共生した生活を送るために適した場所だと思います。ペットと暮らすことで精神的に安定した生活ができる人がいますから、そんな要望に応えられる和歌山県でありたいと考えています。