活動報告・レポート
2014年12月15日(月)
建設委員会
建設委員会

建設委員会が開催されました。今回、主要高速道路に関して、湯浅御坊道路の四車線化については全18区間で設計協議が完了し、11月15日には沿線で初めてとなる用地説明会を御坊市野口で開催するなど、用地の早期取得に向けた取り組みを行っています。また紀伊半島一周高速道路実現のため建設委員会として取り組むことも議論しました。

結果として、今回建設委員会に提案された議案はすべて可決されましたが、賛成するに当たり私からの質問は次の通りです。

Q.京奈和自動車道紀北西道路の完成の見込みはどうなっていますか。平成27年の紀の国わかやま国体開会まで供用を開始して欲しいと期待していますが、完成、供用の見込みはどうなっていますか。

Q.和歌山ジャンクションから岩出インターチェンジのまで同道路の完成の見込みは平成27年度となっていますが、せめて早期完成予定の岩出インターチェンジまでは先行して供用開始できないものでしょうか。

Q現在工事中の市駅小倉線の供用開始の時期について質問をいたします。和歌山インターチェンジ降り口から延びる国道から東側道路、来栖工区、和歌山県の担当区間は完成していますが、西側の区間の完成見込みはどうなっていますか。地元からは早期完成の期待がありますから早期完成を要望したいと思います。

Q.出水区間、鳴神工区、来栖工区など西側の道路は和歌山市の担当している区域だと思いますが、早期完成の目途が立っていないとすれば、せめて東側道路だけでも有効利用できるように国道の中央分離帯を除去し、右左折できるようにして欲しいと思いますが如何でしょうか。地元営農家からは、JAへの運搬に際して利便性が確保できていないという意見がありますから、検討して欲しいと思います。

以上の質問にたいして答弁をいただきました。早期完成を目指した取り組みと国への要望活動を継続することとしています。

またこれらの道路の完成を始めとする工事中となっている県内主要道路の早期完成を目指すため、建設委員会として国に要望する意見書を取りまとめました。

一点目は、紀の国わかやま国体、紀の国わかやま大会に向けた道路予算の確保についてです。近畿自動車道田辺とすさみ間、那智勝浦道路、京奈和自動車道紀北西道路、国道26号和歌山岬道路など、残りの工事進捗を図ると共に、平成27年度の紀の国わかやま国体、紀の国わかやま大会開催までの供用に向けて必要な予算の確保を図ることを国に対して意見具申します。

二点目は、真に必要な道路事業を計画的に推進するための予算の増額についても意見具申します。これは「安全と安心の確保」、「地方の創生、人口減少の克服」、「成長戦略の具体化」に資する道路ネットワーク整備を計画的かつ着実に推進するため、経済対策として実施される補正予算や「新しい日本のための優先課題推進枠」を活用するなどにより、道路関係予算を増額することを意見書として決議しました。

平成27年の紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会は、道路行政を推進するための絶好の機会となります。それまでに開通させることは県外からお客さんをお迎えするためにも、地元の利便性向上のためにも、経済対策としても、紀の国わかやま国体と合わせた観光振興を図るためにも必要なことだと考えています。

建設委員会としては必要な道路の早期完成を目指した活動を続けることにしています。

作業所
作業所

NPO法人かめのこ会が作業所と販売所を設けて、作業所などで作った製品を販売する活動を行っています。お菓子やプリン、今だったらクリスマス関連商品を製作しています。年末を迎えて仕事に励んでいることを聞かせてもらいました。「仕事があることが一番嬉しい事です」と代表の方が話してくれたように、人から仕事の依頼があることや頼られることが社会で役立っていることの意識となり仕事への動機付けになります。

年末に訪問させていただき元気をいただきました。