活動報告・レポート
2014年12月14日(日)
議会報告
議会報告

昨日に引き続いて議会報告を実施しました。午前中の時間とお昼ご飯を共にしながら県議会報告と皆さんとの意見交換をさせてもらいました。

本日は衆議院議員投票日となっています。和歌山県では和歌山市長選挙、和歌山県知事選挙、そして総選挙と続き、平成27年4月まで県議会議員選挙と和歌山市議会議員選挙と選挙が続きます。皆さんは「また選挙か」と思うかもしれませんが、政治への関心を持ってもらうための良い機会だと思います。

国政で言うと、ヨーロッパで市民革命によって王政が崩れ、民主主義国家が誕生した時、初期の国家の役割は夜警国家と呼ばれるものでした。国家のすべきことは国民の安全を守ることにあったのです。つまり外国からの脅威を防ぎ、日常生活の安全や自由な商売の機会を国家に求めたのです。安全保障や防衛が国家であり、市民生活では自由な活動の保証を求めていたのです。

ところがその後、国家に対して福祉国家としての役割を求めるようになりました。国民はそれぞれの経済力の差が生じてきたことや、現役を引退した後の社会保障を求めるようになっていったのです。

現在の国家の役割はそれを受け継いでいますから、安全保障と福祉保障が国家の基本となります。和歌山県政も同じで県民の皆さんの安全と安心、そして福祉の充実を目指しています。巨大災害への備えや地域社会における犯罪を抑制することが安全保障であり、高齢社会への対応としての介護施策の充実や教育環境の整備などが福祉の保障としての政策になります。

ところで政治とは政を治めることですが、政治の政には正しいという文字が含まれています。政治とは正しいことであり、正しいは一と止まるに分解されます。この語源ですが、一は城壁を表し、止るはそこに留まること、つまり人々が集まっている状態を表しています。城壁の中に人々が集まっていることは安全な状態を示しています。ですから政治は人々が安全で安心して暮らせる環境を作ることが目的です。

県政に携わらせてもらっている一人として、この基本を忘れてはならないと心掛けています。和歌山県を安全に、そして安心して暮らせる環境を整える県にすること。そして福祉の充実を図り、この県で将来も留まって生活していける道筋を創り出すことが県政の原理原則です。この基本を崩すことなく、日常の活動は身近なところにおいています。

日常、皆さんと一緒になって清掃活動やペットボトルのキャップ集めをしているところですが、基本を貫いた上で皆さんとの活動を実行している訳です。これは皆さんから意見を聞かせてもらうことで地域の課題を議会に取り上げ、県政の基本を確保するために必要なことだからです。

現在県議会議員に二期目の活動をさせてもらっています。そしてこの度、新しいポスターを制作しました。このポスターが新しいものですので、皆さんに私のことを知ってもらえたら幸いです。皆さんと一緒に私達の和歌山県を良い環境の県にしてきたいと思っていますので、引き続いてのご支援をお願いいたします。

ペットとの共生

ペットとの共生を考えて行動している団体があります。ペットとの共生推進協議会ですが、関係する皆さんと出会いました。ペットは家族の一員でありますが、高齢者にとってもパートナーになります。ペットと暮らすことで精神的にも良い効用があることから、高齢者とペットというテーマにも挑戦している団体です。和歌山県は温暖で人も暮らしやすいですし、ペットとの共生にも適した地域だと考えていますから、今後、このペットとの共生推進協議会と連携した活動ができないものか検討したいと考えています。

クローバーの会
懇親会

異業種交流会であるクローバーの会に参加しました。会員の皆さんが習っている太鼓でオープニングを行い、交流会へとつながっていきました。和歌山市内を中心に自ら手掛けているビジネスで地域を発展させようと行動している皆さんとの交流は楽しい時間となりました。

来年も参加して皆さんと一緒に和歌山市を盛り上げたいと考えています。