活動報告・レポート
2014年12月3日(水)
県議会開会
県議会開会

和歌山県議会平成26年12月定例会が開会しました。初日の今日は知事からの議案提案、平成27年度の新政策案の説明がありました。知事から三期目県政の抱負、議案提案理由などの説明をいただき、和歌山県のこれからを共に創れることを期待しています。

新政策に関して私から述べた定見は次の項目です。

福祉施策の充実を図るという政策に関しての意見です。平成27年度から介護報酬が6パーセント引き下げられることから介護施設の経営が厳しくなることが予想されますから、それに対して県として対応が必要なことを伝えました。それは介護報酬が6パーセント引き下げられると現在の利益が失われるので、介護施設では経営効率化を考えています。効率化とは人件費の引き下げも意味するので、ただでさえ決して高くない介護職員さんの給与が更に引き下げられることも考えられます。政府では人件費を引き上げることを求めているのに対して、現実は引き上げることは叶わず引き下げの検討を余儀なくされることになります。福祉の仕事の産業化を図るという考え方を示していますが、このままでは産業にならないと思います。介護職員の確保と経営の安定などを勘案すると介護報酬の引き下げ分を支援することが必要です。新政策を検討する中で考えて欲しいと要望します。

地域医療に関しての意見も述べました。和歌山県は人口が減少しているため地域医療は重要な課題です。地域医療体制を充実することは大切ですが、人口が減少するのに呼応した医療体制も考えるべきです。例えば県立病院と市立病院、町立病院を統合するなど、人口規模に応じた運用も検討課題だと思います。兵庫県では県立病院と市立病院の統合を実施している事例もありますから、今後の課題として捉えてくれることを要望します。

新政策に関して以上の意見を伝えました。

その他の議論として教育問題がありました。英語の教師にTOEICの受験を義務付け、最低650点を取れるようにすることや中学三年生には英検準2級を合格することを目指そうとする政策です。外国語教育は重要な課題ですから、教師と中学生の英語力強化のための新政策です。思い切った新政策ですから議論が交わされましたが、教育レベルの向上を目指すためには、今までと同じことをやっていても効果はありません。新政策がどんな形になるか分かりませんが、前向きな議論を交わせることに期待しています。

また空き家対策や都市計画に取り組むことも議論するなど、課題に挑戦する姿勢を持って新政策に向かいたいと考えています。

例会

和歌山ゴールドライオンスクラブ例会に参加しました。今日の例会を終えて12月の例会は残り一回となりました。会員の誕生日のお祝いに関して会員の生まれた年の出来事を振り返りました。第二次世界大戦を初めとする動乱の昭和の初期の時代を感じることができました。

また議題は多岐に及び楽しい報告を受けました。私からの報告は、こばと学園の共同農園における芋掘りアクティビティ、フェイスブック勉強会、12月の家族例会案について行いました。11月を振り返ると共に今年1年を振り返ることができました。活動をしていると1年が経過するのを早く感じます。次回の例会は家族例会で、今年の最終例会となります。期待感を感じて終えるようにしたいと思います。

報告会

県議会報告を兼ねた集会を行いました。和歌山県の課題は人口減少、都市形成、働く場所の確保、教育レベルの向上などがあります。和歌山県固有の問題でもありますが、他の都市でも同様の問題があります。つまり都市の基本的な課題から解決を図る必要があり、しかも長期的に取り組むべき課題なので、ここから10年以上先を見据えた取り組みが必要です。また国策として国の安全保障、エネルギー問題などを話し合いました。話し合うことで共通の価値観を抱くことができたと感じています。

過去に政治に関心を持って政治家を支援した経験があると聞きましたが、その人達は期待に応えることなく消えてしまったようです。人の意見を聞かないで自分勝手な行動が支援者の期待に応えられなかった理由です。

それでも政治家に期待感を持ってくれている皆さんとの連携を楽しみにしています。

懇親会

友人が集まり懇親会を開催しました。ご縁を大切にして、広がりを持つような活動をすることを話し合いました。これまでの政治には期待できないけれど、今日、皆さんと知り合ったことで、これからの政治に期待してくれています。期待感があることは嬉しいことであり、希望を感じてもらえることは幸せなことです。