昨日は奥下家と駒野家の披露宴に出席した後、大阪市内から和歌山市を通過して田辺市まで向かいました。昨日は社会福祉法人みどり会が経営している宿泊施設に泊めてもらいました。この宿泊施設は以前、観光医療の取り組みをしていた施設で、現在は従業員の皆さんの福利厚生のために利用している施設となっています。施設の見学を含めて教育関係者の皆さんと懇談いたしました。
和歌山県の教育は重要課題であり、中でも学力低下の問題は関心事項であり早急に対応すべき事項だと認識しています。日本語力の向上と共に日本語で理解をして自分の言葉で外国語を考える訓練をするための教育も、これまで以上に大事だと認識しています。日本語力の低下は語学力の低下を意味しますから、外国語力も低下することになります。母国語の理解がないのに、外国語で話すことや伝える力は向上することはありません。国語力を向上させること、そしてコミュニケーション力を高めるためにも語学力という外国語力を向上させる教育が大切だと考えています。
国語力が低い状況で外国語教育を実施しても効果がないので、まず国語力、そして国際社会に対応した外国語で考えを伝える力を教育したいと考えています。和歌山市内で小学生への外国語教育のために小学校教師への英語授業のための指導は数年間実施していましたが、現在は行っていません。理由は予算がないからです。予算がないから教育の質が低下しても仕方ないという考え方は問題があるとこれまでも指摘してきました。外国語教育の関係者以外の意識が薄く、本格的導入にはつながっていないことは残念なことです。
大阪府下ではインターナショナルスクールが開設され人気となっています。ここでは子どもの外国語力と共に保護者の外国語力が試されています。また小学校時代の同級生が東京で生活をしていますが、その子どもはインターナショナルスクールに通学していました。親の外国語力が必要だと話したことがありますが、家族で勉強をする意識を持ち、子どもだけが勉強するのではなくて家族で勉強する雰囲気を作ることが学力向上につながる一つの方法ですから、外国語力を高めることも学力全般の向上につながるために有効だと考えています。
何もしないで「効果がない」という批判する人が学力向上にブレーキをかけているのであって、これから先の日本が置かれる状況を考えると外国語力を高める必要性は大いにあります。和歌山県における外国語力の向上の取り組みを、今だからこそ再開したいことを話し合いました。安倍総理も小学校時代から外国語を学ぶことは推進の立場にあると認識していますから、和歌山県として外国語教育のあり方を考えたいものです。
和歌山バスの和歌浦口のバス停の案内表示に路線案内のイラストが描かれています。和歌浦を観光するための必要なバス路線の経路を案内してくれているものです。観光地としての和歌浦ですが、県外からこの観光地を訪れる人にとってバスは欠かせない公共交通です。観光客の方に親切な案内表示をするためにイラストを用いています。
公共交通としての路線バスの案内を親しみ易く親切なものにすることで、観光客のおもてなしにつなげようと検討されています。和歌浦周辺のバス停の案内表示を、検討段階ですが和歌山市の歴史と文化を感じるものにしたいと考えているようです。しかもイラストを活用して親しみ易いものにしようとしています。
和歌の浦は国の名勝指定地域であり、これから観光地として魅力発信をしていくことになりますが、そのための施策としてバス停の変更を考えることは意味があります。観光地の魅力と同じように大事なこと親切な観光案内とおもてなしの心を伝えることです。
民間の発想で、これからどんな楽しいバス停に仕上がっていくのか楽しみにしています。
「幸せの種キラキランド」ライブに行ってきました。エフエムワカヤマのパーソナリティ宇和千夏さんのライブで、一人で歌と朗読、落語に挑戦した舞台でした。落語は習い始めて三ヶ月だそうで、その少ない経験で舞台に挑戦するのですから度胸満点です。通常であれば緊張して落語にならないと思いますが、見事な語りで楽しませてくれました。
また幸せの種というテーマは宇和さんが求めているものです。誰でも可能性という種を持っています。それを育てるためには仲間から水や肥料をいただく必要があります。大事な種ですが一人で育てることはできないからです。親からいだいた命の種は支えてくれる人に育ててもらうものです。皆さんから栄養分を受け取って、花が咲くように頑張ることが自分にできることです。ライブに参加して、幸せにつながる栄養素である元気の種を受け取りました。