活動報告・レポート
2014年11月19日(水)
ミニ集会
国体への協力

行政から紀の国わかやま国体への協力要請をいただきました。ボランティアへの参加や盛り上げに関しての協力要請です。平成27年度開催の地元国体に協力をしなければ、私達は何のために社会貢献活動をしているのか分かりません。どんな形の協力が適しているのかを検討して対応したいと考えています。

献血活動

冬場は血液が不足する時期なので献血活動のお手伝いを行いました。とても寒い一日だったので震えましたが、みんなで協力したので楽しく参加できました。残念なことに今日は予定が詰まっていたため自分で献血はできませんでした。献血は次回に繰り越すことにします。

ミニ集会

Sさんの事務所に皆さんに集まっていただきミニ集会を開催しました。これはSさんが知人に声を掛けてくれて実現したミニ集会です。先週、「来週2時間程度空けておいて下さい」と依頼があり、今日に設定したものです。約1時間を議会報告に充て、約30分を質疑応答と意見交換に時間配分を行い、ミニ集会を進めました。

限られた時間だったことから、テーマを道路行政と都市開発の二点に絞って説明を行いました。和歌山県内の道路行政について主要幹線道路の完成時期や、未着手部分の目途などを説明しました。また都市開発についてはJR和歌山駅から南海和歌山市駅周辺の開発について説明しました。

道路に関しての強い要望がありました。和歌山インターチェンジから降りたところの新しく計画している道路の一部を供用開始しているのですが、交差点にしていないため一方方向にだけ曲がる道路となっているので、早期交差点化を推進して欲しいというものです。折角、一部の道路が完成しているのに有効活用ができていないのは県民利益に反しているというものです。特にこの道路付近にはJAがあり、農家の皆さんはここに出荷するためにこの道路を利用したいと考えています。道路が一方通行になっていることから利便性に欠けているという指摘があります。

この道路に関しては東側部分が開通しているのに対して、西側部分が開通していないのです。東側が和歌山県の担当、西側が和歌山市の担当となっています。完成時期にズレがあるのは和歌山県と和歌山市が協調できていないからだという指摘です。用地交渉や計画に遅れがあれば、協力し合って早期完成を目指すことが行政の姿勢として求められることであり、和歌山県と和歌山市の連携が上手く機能していない代表的な事例であることの指摘がありました。

この西側部分の供用開始の時期は平成32年度となっています。今から5年後ですから、その間利用できないことになります。「付近で農業をしている立場の人はそれまで待てない」という意見があり、早期交差点化の要望を受けました。

また都市再開発に関しての質問や意見は次のようなものです。「南海和歌山市駅がなくなるのではないですか」という質問に対しては、「南海電鉄が撤退することはありません」と答えています。和歌山市駅がなくなるのではという噂がありますがこれは高島屋の撤退、紀ノ川に架かる鉄橋の老朽化、和歌山大学新駅へ特急が停車することになったことなどが噂の背景です。

しかし和歌山市駅は和歌山市にとって大切な玄関口ですから、事業主体が深刻な経営難に陥るなどの事態がない限り、県や和歌山市が撤退を容認することはありません。鉄道は民間事業者が運営していることから、自由な営業活動は保証されているですが、一方、公共鉄道は都市機能を形成している要素であり、万が一にでも撤退することになれば都市計画を作り直す必要が生じます。まちの根幹が失われることは簡単に認められるものではないので、現在でも鉄道事業者と話し合いの機会を持ち、維持することを図っています。

回答の中に和歌山市駅の撤退ではなくむしろJRと南海を結び利便性を向上させる構想もあることを説明しました。貴志川線と紀和線、そして加太線を結ぶことに加えて南海とJRの本線を接続すれば和歌山駅と和歌山市駅、そして天王寺駅と難波駅がつながるので都市機能は向上します。撤退ではなく接続することによる利便性の確保を目指していることも説明しました。

和歌山県の道路行政と和歌山市中心市街地の再開発を中心に説明をしましたが、皆さんが関心を示してくれて活発な意見をいただきました。皆さんの意見によってとても楽しいミニ集会になったことに感謝しています。

その他
  • ボーリング大会に参加しました。元気で楽しい姿に接し、一緒に楽しむことができました。
  • 懇親会に参加して、皆さんと楽しく意見交換を図れました。仕事の成果は関わる人によって変わってきます。事例に基づいて教訓をいただきました。