御坊市内に県議会報告のために今朝から向かいました。午前6時に自宅を出発し、御坊市内の事務所の朝礼にお邪魔しました。この会社は午前7時30分から朝礼を行うため、その時間に合わせて伺ったものです。最近の県政の動きを簡単にまとめて報告いたしました。
この会社に関しては、和歌山県内での仕事量が減少していることを伺っていましたから、県政に期待することは地元で仕事を増やすことなのでその視点から話をいたしました。和歌山県内での仕事が減少していることから、本年度内は体制の一部を京阪神地方に持っていっています。和歌山県内の仕事量の減少を補うため、京阪神や中部地方の仕事を受注するなど県外での仕事量を確保しています。現在の雇用を守るためには県外に仕事を求める方針を採っています。地元雇用があることから、本来は地元の仕事を確保したいところですがそれだけの仕事量がないので、従業員さんには単身赴任で京阪神に出向いてもらっているようです。
ですから公共工事やエネルギー産業の創出など、地域の仕事を増やすことへの期待があります。その点を中心に報告した次第です。
続いて数社を訪問して順次県議会報告を行いましたが、最終の事業所は午後5時30分となりました。職場に受け入れてくれた皆さんに感謝しています。期待に応えられるように引き続いて県政の課題に取り組みます。
御坊では嬉しい報告を聞かせてもらいました。報告会に参加してくれたある方から「一年前に結婚したのです」と話を聞かせてもらいました。相手の女性は私も知っている会社の人で、彼がその会社を訪問した時に知り合い、一年前に結婚に至ったということです。
嬉しい話を聞かせてもらったので、早速、その会社の社長に連絡を取って話をしたところ、「取引先の方と結婚したのは彼女で三人目ですよ。出逢いがあり見初めてくれることは魅力があるということなので嬉しいことです。社員教育や職場指導によって仕事や会話や行き届いていると評価してくれていると思うと嬉しいことです」と伝えてくれました。人との出逢いがあり良縁につながることは嬉しいことですし、会社で出逢うことで付き合いに発展することが多ければ、その会社は社会から信頼されている証拠にもなると思います。
「和歌山市でも会うことがあると思います」と話してその場を離れましたが、報告会に訪れた会場で、素敵な話を聞かせてもらったのは、話し方に親しみがあったからだと思っています。みんなが集まり直接の会話のタイミングが難しい状況でしたが、駆け寄って話してくれたことは嬉しいことです。
幸せな話を聞かせてもらうと聞いた側も幸せになりますから、幸せの連鎖が拡大します。私がその会社経営者にこの話をしたことで、その経営者も今一度、幸せを感じてくれたと思います。幸せのおすそ分けをしたことで気持ちが良くなりました。
その後も御坊市内で県議会報告を何箇所かで行った後、田辺市に移動し田辺市内で宿泊し明日の活動に備えました。本日から三日間、和歌山県の紀南地域を連続して県議会報告に伺っています。直接会って話をすることで感じられることがあります。現地の雰囲気を感じることも議員の大切な役割だと思っています。数字や報道からでは分からない空気を感じることで、議会での発言や議論に活かせるからです。