和歌山城で開催された「着物de茶会」に参加しました。着物を着てお茶を楽しむことを目的としたイベントで、和服姿で参加している来場者がたくさんありました。舞台設定を終えてから開会式典があり、学生和太鼓部の皆さんが楽しい和太鼓で盛り上げてくれました。市長挨拶の後、雑賀孫市の会の森下会長と共に舞台に上りました。鉄砲の演舞など行いイベントの盛り上げにつなげました。
采配を振るい勇ましい雑賀集の雄叫びは会場を沸かせました。会場を沸かせたのが以下のような事柄です。
戦国時代一の鉄砲隊を誇った雑賀集は全国で恐れられた存在で、味方にすれば天下統一に近づき、敵に回せば滅亡すると言われていました。織田信長は三人交代で鉄砲を撃つ戦術を作り戦国時代を勝ち抜いて行きますが、雑賀孫市は一人で三丁の鉄砲を撃つ戦法を考えました。鉄砲の名手が一人で連続して撃ちます。脇に控えた者が弾を込めて渡していくのです。この戦法で天下に睨みをきかせていたのです。
「着物de茶会」に雑賀集が参加したからには、このイベントが大成功を収めることを叫びました。雑賀孫市の会から、歴史上、紀州に雑賀集があったことが、今も和歌山県人の誇りになっていることが分かりました。開会式での雄叫びから、誇りの持てる歴史を有している県は素晴らしいと感じました。
「着物de茶会」は雑賀集の活躍もあり、祝日の和歌山城を楽しく盛り上げてくれました。雑賀孫市の会と一緒に参加できたことを嬉しく思っています。
NPO法人花いっぱい推進協議会の皆さんが和歌山市役所前を花で飾っています。今日がイベントの最終日で、今日までの一週間、市役所を色鮮やかに染めてくれました。毎年10月末から11月にかけて開催しているもので、和歌山市を花でいっぱいにしようという気持ちが伝わってきます。
出展された作品は知事賞や市長賞などの賞が贈られます。参加している人にとって賞をいただくことが目標になっていますから、賞を贈る立場の人は出展会場を訪れるなど気持ちを込めて欲しいと思います。運営している皆さんはボランティアで市役所前を花で飾ってくれています。和歌山市を愛する気持ちを理解して支援して欲しいものだと感じました。
NPO法人花いっぱい推進協議会の皆さんと話をして、紀の国わかやま国体のある平成27年度は和歌山県を花でいっぱいにして盛り上げたいものです。
イベント会場にいたのが「カレー革命」です。カレーの移動販売車で、おいしいカレーをイベント会場で食べることができます。本格的なカレーを待ってくれている人のところに運んでくれています。カレー革命の車に行くと、「このカレーを届けたくて」と丁寧に声を掛けてくれました。気持ちがこもっているこの移動販売車のこれからの活躍を応援しています。
和歌山市片男波地域の防災訓練の予定を知らせてくれました。11月16日は避難訓練、11月27日は総合防災訓練が計画されています。16日は自治会主催の避難訓練で、この日の避難訓練の特徴は、助けて欲しい人と助けることが可能な人を自治会が把握しているので、極力、避難訓練に参加してもらうことを目指しています。
助けてもらいたい人とは、一人暮らしの高齢者や一人で歩くことが不自由な人などです。片男波自治会には60人強の助けてもらいたい人がいます。助けることが可能な人は自力で逃げることができる人達で、約130人がこの地域にいます。今回は助けてもらいたい人を助けることが可能な人が自宅に立ち寄り、集会所に避難する訓練を行います。防災体制が整っている片男波自治会でもこの取り組みは初めてのことです。この先進的な防災訓練に期待しています。
また27日の防災訓練は、近畿各地から約300人もの警察官が片男波に300人参加してくれます。大規模災害に備えた防災訓練で、防災意識の向上と地域の連携を図ろうとしています。素晴らしい活動を応援しています。