和歌山ゴールドライオンズクラブの有志が午前6時30分に集合して、京都鴨川ライオンズクラブを訪問しました。京都市内での集合は午前9時だったことから、約2時間をかけて朝から車で移動しました。
今回は和歌山ゴールドライオンズクラブの有志メンバーで京都鴨川ライオンズクラブの家族行事に参加し、ライオンズクラブの活動について学ぶことを目的にしたものです。京都鴨川ライオンズクラブは結成50周年を終えている歴史のあるクラブで現在の会員数は約90人を誇っている大きな組織です。和歌山市から参加したことを歓迎してくれて、おもてなしの気持ちで迎えてくれました。
私達の窓口になってくれたのは私達のクラブの瀬川さんの実兄のYさんです。和歌山県出身で現在は京都市在住、京都鴨川ライオンズクラブ会員でもあるYさんは私達の訪問を心から歓迎してくれました。
「よく来てくれました。私は和歌山県が大好きで毎年、仲間と共に和歌山県を訪問しています」と話を切り出してくれました。そして「今まで和歌山県で訪問したところは親切にしてくれて、京都の友人達が和歌山県のファンになってくれています。来年も和歌山県をバス二台で訪問しますから、『これが和歌山県だ』と思えるような素材を用意して下さい。それが和歌山県の良さを京都の人にアピールすることにつながります」と話してくれました。昨年までに、「これが和歌山県だ」と思ったところは、酒蔵見学と和歌山県の素材を使った食事だと教えてくれました。
「和歌山県への期待が行く前は1だったとします。しかし酒蔵を訪問した後の和歌山県の満足度は5に増えています。行くことで和歌山県の楽しさが見つかりますし、お酒や食事のおいしさを体験してもらえます」と言ってくれたように、地元の本物のものでおもてなしをすることによって、その製品のファンとなり、それが和歌山県ファンになっていくのです。
「平成27年もバス二台で和歌山県を訪問するので、和歌山県を誇れる場所教えて下さい」と依頼を受けました。京都市内で熱心な和歌山県ファンがいてくれることを頼もしく感じています。
そして「私は今年で82歳になりました。後20年も生きられる訳ではないことは自分で分かっています。残り5年だとすると、その残された時間を愉快に、仲間と交流したいと思っています。悔いの無いように楽しく生きることが生きることだと思っています」と話してくれました。
「あと5年は生きたいと思っていますが、長く生きられても最低10年だと思うので、もう今は自分のやりたいようにしています」と話してくれました。我慢をするのではなくて、お金だけのために尽くすのではなくて、限りある時間を有効に生きたいと思います。
最後にYさんは「和歌山県の皆さんは親切で行動力があります。今度はこちらから例会訪問をさせてもらいます」と話してくれました。このようにクラブ訪問をすることで仲間意識が高まり、交流の機会をいただくことになります。ライオンズクラブ国際会長は、ライオンズのメンバーに街に出ることを推奨しているように、他クラブ訪問を通じてライオンズクラブの組織力や国際性を確かめたいと考えています。
和歌山ゴールドライオンズクラブのメンバーは、他クラブの活動内容や運営に関する考え方を教えてもらったように感じます。行かないという選択肢を選ぶよりは、行くという選択肢を選ぶ方が人生は楽しいと思います。午前6時30分の集合は厳しいと思っていましたが、今日の活動を振り返って福祉施設の事業主体の経営者から「行っておいて良かった」と話してくれていると聞きました。このように基本を忘れることなく、これまでの活動を進めたいと考えています。