和歌山市内の福祉施設を訪問しました。施設や会社を訪問した時、その空気を感じることができます。温かい空気を感じる施設は職員さんも温かいのです。
上品な空気を感じる空間があると職員さんも上品な人が多く働いています。しかし何か変だと感じられる空気があると、やはり変なところがあります。命のない建物ですが、そこで働く人や経営者の心が建物内に反映されているのです。
今日訪問した福祉施設は、温かくてそれでいて品性のある空気に満ちていました。対応してくれた職員さんも親切で温かさのある人でした。やはり働いている人と建物は一致していると思います。
福祉の問題に関して疑問に思うところを質問していくと、全て心ある態度で的確に答えてくれました。施設内も拝見させてもらいましたが、職員さんが入居者の皆さんに挨拶をして行くので、入居者の方も笑顔で挨拶を返してくれます。これが建物内に満ちているのです。
突然の訪問でしたが心がこもった対応をしてくれたことに感謝しています。心は言葉となり態度として現れます。気持ちの良い対応に感謝しています。
「この商売を始めてから一番厳しい上期の売り上げになっています」と話を聞きました。消費税の影響かどうか分からないのですが、商売を始めてから初めて6月の決算が赤字になったそうです。4月と5月は売り上げが落ちたものの黒字だったのですが、6月に赤字となり、9月末現在の売り上げは過去最低になっているようです。このままの売り上げペースでいくと年度末の決算も厳しいことになりそうです。
一つは仕入れ原価、燃料費などの固定費が上がっていることが原因です。もう一つが消費税8パーセントに上がった分を小売価格に転嫁していないことです。辛うじて黒字経営をしていますが、来年消費税が10パーセントになった場合、このままでは商売を続けられないと話しています。消費税の10パーセントを価格に加えるか、賃貸料が安い場所に移転するかしなければ「苦しくなる」ということです。
店舗代、人件費、燃料費などを売り上げから差し引きすると「手元にほとんど残らない。一人だから生活できていますが所帯を持つと厳しくなるので所帯は持てない」とも話してくれました。
利益を確保するための対応として、現在、商品の配達料はいただいていませんが、配達料の無料を継続するために、単価が3,000円以下の商品の注文をもらっても配達はしないことを検討しています。3,000円以下の商品を配達すると燃料費、配達に要する人件費などが生じるので利益が出ないことになるからです。今までと同じように買ってもらって別途、配達料300円下さいとは言えないので、利益がでない商品の配達には区切りをつけたいと考えています。
収益性と比較して賃貸料がやや割高な場所があり、消費税分を転嫁するとお客さんが遠のくということがあり、和歌山市内で商売をする難しさを感じました。
- 宮地区大運動会の実施について説明を聞かせてもらいました。11月2日に開催するこの大運動会は宮地区として初めての取り組みです。近隣の人同士がお互い顔の見える関係になることを目指して開催するものです。毎週、検討委員会を開催しているようなので、地域のみんなで盛り上げたいと思います。
- ポスター用の写真とデザインを選ぶ作業を行いました。背景のカラーを決めて後援会役員会で最終決定することにしています。
- 福祉施設の職員さんが「今夏からゴーヤの栽培をしています」と話してくれて、収穫している様子を拝見しました。自分が育てたゴーヤを調理して入居者の皆さんに食してもらうことを楽しみにしている笑顔を見せてくれました。「片桐さんも大きくなったら収穫してくれて良いですよ」と笑顔で話してくれました。心が和む瞬間です。