和歌山ゴールドライオンズクラブ例会が開催されました。議題の中で私からは、直川用地の環境整備アクティビティの結果報告を行いました。植樹した桜の木の周辺の雑草の刈り取りと龍の髭の植栽についての報告でした。また広島大規模土砂災害への支援や来年実施するアースデー協議会の報告も行われました。
さて会長から10月の誕生日の会員に対する言葉をいただきました。昭和36年は会長が高校を卒業した年であり、東京オリンピックを3年後に控え日本中が経済成長の機運で元気だったことを話してくれました。これから国土が発展していく機運が漲り、明るい将来が待っていることを感じさせた時代だったようです。
先進国への仲間入りを目指していた時代で、わが国は青年期にあったようです。あれから53年後の日本は青年期を過ぎて高齢期へと突入しています。先進国入りと世界に誇れる国家を作り上げていますが、ここからどの方向に向かうのか模索している時代になっています。中央集権から地域創造へとシフトさせるのか、それとも強力なリーダーが権限を握り再び世界に光を放つのかの節目の年になっているようです。
またスポーツ界では、後に東洋の魔女と呼ばれるようになった女子バレーの台頭や大相撲では大鵬と柏戸の横綱同時昇進などの明るい話題があったようです。流行語に巨人大鵬卵焼きがあったように、強い力を持った中央の支配が色濃く出ていた時代背景が思い浮かびます。参考までに会長は当時の西鉄ライオンズファンで中央色に染まらず、独立性の高い活動をしていたようで、会長らしいと感じました。
そして誕生プレゼントとして、昭和36年10月2日の朝日新聞の記事をいただきました。当時読んだわけではありませんが懐かしい香りがしました。高度成長前期の香りがする紙面で大切にしたいと思っています。
例会終了後は、来週開催予定の合同例会の打ち合わせを行いました。和歌山市内の全てのライオンズクラブが集まる例会で、ここで紀の国わかやま国体の説明をすることにしています。実施内容と運営に関して確認を行ったものです。
森林を開発する際には開発計画と共に、開発によって影響を受ける隣地の同意が必要となります。地権者でなくても開発によって影響を受ける地域の代表者の同意が不可欠で、それがなければ開発申請をしても和歌山県は許可しないことになっています。森林などの開発許可は和歌山市の権限で和歌山県が関与することはありませんが、隣地の部分で歯止めをかけるしくみになっています。二重行政は悪い見本のように言われていますが、ダブルチェックをして民意を判断に加えるというしくみが適した分野もあります。大規模開発の場合は二重のチェックが適しているとも言えます。
具体的な事例は、具体的な開発計画が提出されなければ示すことができませんが、地権者の同意を得た開発許可が直ちに認められるものではないのです。森林などの大規模な開発許可の直接的な権限者ではありませんが、民意を尊重した判断を下すことが知事の権限でもあるのです。
- 予防型介護施設について話し合いを行いました。高齢者に対して体力や身体の状況に見合ったトレーニングを通じて元気な日常生活を応援する施設についての協議です。現在、和歌山市では100を超えるデイサービスがありますが、健康寿命を高める考え方に共感しています。
- 子ども達に喜んでもらえ地域が元気になる平成28年度事業に関して協議を行いました。
実現性は未確定ですが、是非とも和歌山市内で実現したい企画を検討しています。10月中に打ち合わせを行い、方向性を見つけたいと考えています。