活動報告・レポート
2014年9月23日(祝・火)
壮行会
壮行会
壮行会

紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会・インターハイ開催一年前和歌山県選手団結団壮行式に参加しました。この壮行式は長崎国体・長崎大会に出場する選手を送り出す式典でもあります。和歌山県を代表して戦ってくれる選手の皆さんを心から応援したいと思いますし、現段階では全ての選手に優勝の可能性がありますから、好成績を期待しています。今回の頑張りが来年の紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会へとつながります。来年は和歌山県をあげて総合優勝を目指していますから、それに準じる成績をあげて欲しいと願っています。

また今年インターハイを開催した南関東の高校生から、来年インターハイを開催する和歌山県を含む近畿の高校生に対して引継ぎ式が行われました。「友情の花の種伝達式」と銘打たれた式典ですが、高校生達の態度と挨拶に感動しました。

昭和52年の岡山で開催されたインターハイの時に、当時の高校生が花を育てて、その花の種を翌年の開催地に引き継いだことがきっかけとなり、インターハイでは今年の開催地から来年の開催地の高校生に「友情の花の種の伝達式」が行われているのです。

高校スポーツの最大の目標であるインターハイは出場選手だけではなく、開催を手伝っている高校生達にとっても青春だということを知りました。開催と競技運営のお手伝いを開催地の高校生達が行っているのです。違う高校に通う高校生が実行委員会を結成して集まり、地元開催のインターハイに青春を燃やしています。インターハイは選手のものだけではなくて、関係する高校生にとっても最大の祭典なのです。

そして南関東の高校生達が育てて今年のインターハイ会場を彩った花の種を収穫し、来年の開催地である近畿の高校生達に引き継がれました。大切なものは時間と愛情を掛けて育成したものだと知りました。自分たちの心を込めて育てたものにはお金では図れない価値があることも知りました。インターハイに関係する高校生にとってこの友情の花の種はとても価値のあるもので、今度は平成27年度開催地である近畿の高校生が育て、平成28年度の開催地の高校生に引き継ぐことになります。三年間の中の一年という時間は高校生にとって貴重な時ですが、その時をインターハイの友情のために使うことになります。

そんな想像をしているとこの場面に凄く感動しました。登場した高校生の言動がそんな思いを巡らせてくれたのです。来年のインターハイを観戦したくなりました。そして会場に行って友情の花を見たいと思ったのは言うまでもありません。平成27年夏のインターハイに期待しています。

壮行会

そして壮行会はクライマックスを迎えます。紀の国わかやま国体のイメージソングである「明日へと」のダンスバージョンを、ウインズ平阪さんと宮本さんが歌い上げてくれたのです。舞台はきいちゃんダンスのメンバー達が、長崎国体出場の選手達の応援と来年への期待を込めて盛り上げてくれました。

もうひとつ気付いたことがあります。会場の皆さんからの拍手の効用です。拍手は激励であり、期待であり、勇気づけてくれるものであり、そして元気にさせてくれるものです。

会場の皆さんからの拍手は選手団を大いに勇気付けたものと思います。

拍手は単に手を合わせて発生する音ではありません。温かさや応援の意味が込められた人間の行為なのです。会場に響き渡った大きな拍手は、どんな言葉の激励よりも励まされるものだと思います。

拍手で送り出してもらえる幸せを感じて、長崎国体・長崎大会で活躍して欲しいと思います。明日へと、頑張れ、和歌山県の選手団。

その他
  • 風力発電に関する話を伺いました。再生可能エネルギーの導入は和歌山県にとって取り組むべき課題です。地球環境問題への対応と地域の産業として導入が進むことを期待しています。
  • 病室に行って表情を見ると、その人が歩んできた人生の扉のようなものが浮かびます。どんな人生を送ってきたのかと思うだけで愛しくなります。生きている今という瞬間が人生ですから、今があることに感謝したくなりました。