活動報告・レポート
2014年9月20日(土)
植栽作業
後援会役員会

午前中は後援会役員会を行いました。本日の議題は、現在開会中の県議会定例会における私の一般質問の説明、9月と10月の後援会主催イベントの説明などでした。一般質問に関しては海洋発電の現状と今後進めるための課題を説明し、障害者優先調達では平成25年度の県内市町村の対応は全国で最下位でしたが、平成26年上期は取り組みが進展し、障害者優先調達の取り組み方法を策定していないのは残り4市となっていることと年度内に全ての市町村で策定する予定であることを伝えました。

また数回前の後援会役員会でもインドとの経済交流に関する質問があったことから、インドとの関係を説明しました。「和歌山県から進出している企業は何社ありますか」という質問に対しては、「現在のところ1社だけですが関心を持っている企業があるので情報提供を行い進出のお手伝いをしていくこと」を説明しました。

そして和歌山市中心市街地再生については関心事項であり、早く再生へ計画と道筋をつけて欲しいという意見をいただきました。和歌山県の県都は和歌山市ですから、この市を再生しないことには県が浮上することはありません。来年度以降は国土交通省の補助制度を活用して、民間事業者の計画と連携して再生に向かいたいと考えています。

この懸案に関しては知事答弁にあったように都市計画は「市役所の仕事であります。ただ何十年にわたって県も手をこまねいてきたというか、放置してきた責任は免れないというふうに思っており、和歌山市に働きかけて、この和歌山市の再生をしていかないといけない」と発言があったことについて説明しました。ようやく和歌山県と和歌山市が協働して都市再生を目指すためのスタートラインに立ったと言えます。

また9月と10月のイベントとして、友ヶ島ツアーを二回実施することと、万葉薪能説明会、ヨガ教室を開催することに決定しています。友ヶ島は現在、人気のスポツトで、特に土曜日と日曜日は県外からたくさんのお客さんが来てくれているので乗船できない場合も発生しています。和歌山市の観光にとって歓迎すべきことですが、設備面、島内の清掃など環境面の整備、リピートにつながる観光案内とおもてなしなどの対応が課題となっています。その観点からもツアーを実施したいと考えています。

後援会主催の友ヶ島ツアーに際しては、島の歴史と自然環境を知ってもらうため語り部さんによる案内と健康ウォーク講座を実施しながら島内散策を計画しています。他とは違う企画で参加してくれる皆さんを迎えたいと考えています。

以上のような内容の役員会を実施した次第です。

植栽
植栽

午後からは和歌山ゴールドライオンズクラブで桜を植樹している和歌山市直川地域の雑草除去と、雑草が生えるのを防止するための竜の髭の植栽作業を行いました。最初に竜の髭を私達のライオンズクラブ会員の方から提供を受けました。育成している竜の髭の一部をいただき、それを直川用地に持っていき桜の木の周囲に植栽する作業を行いました。夏の間に全盛を誇っていた雑草は少なくなっていましたが、来年の夏にはまた生い茂るので、極力雑草が生えないように、竜の髭を植栽したものです。この植物は生命力が強くて横に繁殖するので雑草を生やさない効果があるようです。

枯れ草を取り除くと、そこには秋の虫たちが生息していました。枯れ草の下から一斉に虫が飛んで逃げていきましたが、その光景から秋を感じることができました。虫の鳴き声を秋だと感じるのは日本人だけだと聞くことがあります。外国人には虫の鳴き声が雑音に聞こえてくるようで、そこには秋の気配も風情も感じないと聞きます。日本人が持っている聴覚と感性が虫を秋の季語のような存在にしているのです。

植栽

虫が生息している地であることを感じ、この虫が生息している自然環境を守るように丁寧な作業をすることになりました。来年の春にはこの桜の花が咲くと思いますが、その下に竜の髭が根を張っていることを期待しています。

半日掛けて和歌山ゴールドライオンズクラブのアクティビティとして作業に取り組みました。心地良い気持ちになって桜を植樹した直川地域を後にしました。作業に参加してくれた会員の皆さんに感謝しています。