活動報告・レポート
2014年9月17日(水)
一般質問二日日

和歌山県議会は一般質問の二日目を迎えました。本日は、空き家対策、学力の向上対策、ジュニア選手の育成などの質疑が交わされました。県政の課題について真剣な議論が交わさせているので聞かせてもらうことが勉強になります。県議会では県下各地から議員が選出されているので、一般質問では和歌山市以外の地域の課題も知ることができます。例えば、橋本市における府県間道路の早期完成の必要性や大阪府との交渉状況なども議論が交わされたので認識することができています。このように和歌山県土発展のために議論を尽くしている議会の役割は重要だと思います。

本日は和歌山市再生のためのまちなか居住についての協議を行いました。和歌山市において中心市街地再生に向けた動きが出始めました。和歌山県も関与することで県都和歌山市の再生に弾みがつくと思います。まちづくりの主体は市ですが、県が支援することで再生計画が進展することを期待しています。

明日は午前11時から私が一般質問で登壇する予定です。最終的な質問内容のチェックを行っています。最終的な通告項目は次の通りです。

  1. 海洋発電の今後の見通しについて(産業技術政策課)
    • 内閣官房の選定結果と今後の海流発電の取り組みについて【知事】
    • 海流発電に興味を持つ企業や事業者等の現在の状況について【商工観光労働部長】
    • 海洋再生可能エネルギー検討委員会の開催状況について【商工観光労働部長】
  2. 障害者優先調達推進法に基づく物品調達について(障害福祉課)
    • 和歌山県内の市町村の調達方針策定状況について【福祉保健部長】
    • 調達促進のための取り組みについて【福祉保健部長】
    • 障害者就労施設等における賃金向上支援について【福祉保健部長】
  3. インドとの経済交流について(文化国際課・企業振興課・観光交流課)
    • 相互協力に関する覚書に基づく現状と今後の取り組みについて【知事】
    • 県内企業のインド進出における今後の展開について【商工観光労働部長】
    • マハラシュトラ州の英雄・アンベッガー博士の銅像建立の現状について【企画部長】
  4. 和歌山市中心市街地再生の進め方について(都市政策課)
    • まちなか居住推進のための県としての考え方について【知事】

以上の項目について一般質問を行う予定です。

また議会中なので同僚議員と話をする機会がありました。議員の役割は議論を尽くすことであり、政策を批判するのではなく現場の声に基づいた疑問を投げ掛けることと解決のための提言することにあります。一般質問では政策や現場の課題を抽出し、議員としての見解を付したうえで今後の対策などについて議論を交わすことが大事なことです。

そのため心の中に強さと優しさの両方を持ち合わせておく必要があります。理論だけで人は動きませんが、理論がなければ薄っぺらな提言になります。理論を持たせたうえで心のある政策提言を行うことが大切なことだと思います。

今回も作業所現場からの意見や、インドとの交流に尽力してくれている皆さんからの意見を聞いて質問を考えています。また和歌山県として大事なエネルギー問題の取り組みや和歌山市の最大の課題の一つであるまちなか再生については継続性を持たせる必要があるので取り上げることにしました。

一般質問に際して議論を交わすことで少しですが前進している感があります。課題を認識し議会で取り上げることで県政の課題解決に向かいます。皆さんのご支援をお願いいたします。