活動報告・レポート
2014年8月31日(日)
町の風景
会合案内

自治会役員会開催の案内を行ったこと。秋の自治会に関するイベントについて報告をするための開催です。敬老の日の食事イベントと連合自治会での大運動会が今回の主な報告事項です。夏が過ぎ秋のイベントの時期が迫ってきました。季節を感じるイベントが用意されているので、実りの秋を迎えたいと思います。

特に秋の大運動会は今回初めて開催するイベントです。親睦を目的とした連合自治会合同の運動会により、自治会の枠を超えた親睦を図りたいと思っての企画です。「向こう三軒両隣、心のふれあい」をスローガンに開催します。

町の風景

かつての話を聞かせてもらいました。時代は移り変わると言いますが、同じ状況で留まることはなく人の世の無常を感じました。いつも同じように見える風景ですが、まちは変わっているのです。

  • 「この家は元県庁の部長さんの家でしたが今は誰も住んでいません。現職の時は賑やかでしたが、今は主がいないので寂しいですね」。当時は県庁の職員さんや議員が遊びに来ていたようです。今は当時の幹部職員さんも退職していますし、静かな佇まいがある夏の終わりの光景のようです。
  • 元飲食店の後に立っての話です。「ここで飲食店を経営していたオーナーは数年前に亡くなりました。空き店舗になり寂しさを感じています」。何度も来たことのある飲食店ですが、今では閉店してから時間が経過しています。ご夫婦で経営されていて明るく迎えてくれていたので寂しい感じがしています。
  • 「ここにあった古い家が取り壊されて新しい家になっています。不動産屋さんが住宅用地として販売したので若い人が移り住む一角になっています。他にも空き地が多いですし、高齢者が亡くなると跡を継ぐ人がこの地域にいないので取り壊して売ってしまうようです。地域が空洞化していくように思います」。高齢者が高齢者施設に転居してしまうと、空き家になってしまいます。高齢者の子ども達は独立している年齢なので、ここに移り住むことはありません。地域社会の弱体化対策や、空き家対策の必要性を実感しています。

議員活動に必要な情報は街角にあります。

懇親会

8月の祝賀会を終えたことから実行委員会メンバーによる打ち上げを行いました。和歌の浦の海が見える場所で食事をいただきながらの打ち上げとなりました。

熱かったイベントですが今では夏の思い出となり、実行委員会メンバーでその時の余韻に浸りました。「とても楽しい夏でした」、「目的を持って今春から企画してきたので、充実した夏を過ごせました」などの意見が飛び交い、平成26年の夏を特別なものにしてくれました。夏休みのプレゼントとして、夏の終わりの花火が和歌の浦の海上に打ち上げられました。みんなで屋上に上がり夏の終わりを見届けました。

7月の花火は夏を迎える期待に胸を躍らせるような花火ですが、8月終わりの花火は過ぎ行く夏を惜しむような花火です。夏という特別な季節は夏休みを迎えたようで、何歳になっても弾むような気持ちにさせてくれます。夏が始まり夏が終わる。ただそれだけのことですが特別な感慨を覚えます。

実行委員会の一人のメンバーが「実行委員会に参加させてもらって勉強になりました。本当に参加して良かったと思っています。これで終わりにするのは勿体ないと思います」と語ってくれましたが、全くそれと同じ気持ちです。メンバーの皆さんからは学ぶことばかりでした。会場を提供してくれたメンバーからは、おもてなしの料理で歓迎してくれました。料理の内容はオーナーとシェフが新作として企画しているもので、まだお店に出していないものばかりでした。

夏の最後の一日を締め括るのに相応しい懇親会となりました。共に頑張った皆さんに感謝しています。