活動報告・レポート
2014年8月19日(火)
PTAからの要望
和歌山市選出議員懇談会
和歌山市選出議員懇談会

和歌山市選出の県議会議員による懇談会が設置されています。和歌山市内に関する課題があれば集まって懇談会を実施しています。今日はお昼に集まり、和歌山市中学校PTA連合会役員の皆さんとの懇談会に備えた打ち合わせと、コミュニティエフエムであるエフエムワカヤマへの出演について議題にしました。

和歌山市中学校PTA連合会役員の皆さんとの懇談会に関しては、高校入学試験に関する要望書をいただいているので、それに即した対応をすることで確認しました。またエフエムワカヤマへの出演に関しては出演することを前提に話を進めることを確認しました。

エフエムワカヤマに出演して、和歌山県政の課題や活動内容などを話すことは、県政を身近なものに思ってもらえる機会だと思っています。和歌山市議会議員も出演している番組なので、同じように議会活動に関する大切な情報発信の機会だと捉えています。初登場は来月9月からとなる予定なので、決定次第、お知らせいたします。

PTAからの要望

和歌山市中学校PTA連合会役員の皆さんとの懇談会を開催しました。「平成27年度和歌山県立高等学校入学者選抜実施に関する要望」を受け取り、要望に基づいた対応の可否について懇談を行いました。

入学者選抜制度を変更する時は、PTAの意見を聞いて反映させることは当然のことだという見解が示されました。大きな改革はないと思いますが、もし動きがあればPTAからの意見を聞いて反映させる方向で取り組みたいと思います。

また当該高校志願者が少ないのに不合格者が出る場合の改善に関してですが、合否は学校長の裁量であり教育委員会が指導することはできません。ただ教育委員会としては、高校教育を受ける機会を得られるように、定数割れの場合は可能な限り不合格者を出さないように学校長に要請することを検討することにしました。

そして合格発表後に実施している説明会や制服の採寸、教科書購入などの日程は、受検票を渡す時に周知して欲しいとの要望がありましたが、それは当然のことなので、何故できていないのかを確認し対応することにしました。

そのほかの要望は次の通りです。

和歌山県の公立学校内は禁煙となっています。しかし先生が休憩時間などに校門の外に出てタバコを吸っているところが目撃されています。先生が学校の外でタバコを吸っている姿は教育者としてはみっともないので止めさせて欲しいという要望です。

学校内の全面禁煙は教育委員会として取り決めしていますが、喫煙の自由を制限することはできません。先生のモラルに委ねることになりますが、教育委員会としても検討することにしました。

高校生の退学者の比率が高いことから、なるべく退学者を出さないように生徒指導をして欲しいという要望がありました。

近畿の中では大阪府に次いで和歌山県は退学者が多くなっています。平成23年度は2.1パーセント、平成25年度は1.97パーセントと、近年は2パーセント前後で推移しています。高校退学者の2パーセントは人数にして約500人となります。毎年、約500人の高校生が退学していることを問題視しています。

退学理由としては、不本意入学のため退学する生徒が多いことがあげられます。本来、行きたかった学校に入学できなかったために志望校とは違う高校に進学した場合、意欲を無くしてしまうことがあります。

もう一つの特徴としては定時制高校の退学者が約150人と多いことがあります。定時制高校は自主性が求められることから、先生の指導よりも本人の勉強意欲や通学意欲に基づいています。行くと決めたからには本人が行くという気持ちを持ち続けることが前提で、周囲はそれを支援することとしています。

和歌山県教育委員会と和歌山市教育委員会がPTAに説明していることは同じことなので、二重行政になっていることの指摘がありました。

この二重構造を解消したいところですが、和歌山市は中核市のため和歌山県教育委員会と指導や説明でダブるところがあります。ところが和歌山市以外の教育委員会は和歌山市と違うため和歌山県が主導する場合があります。極力、同じ説明や集まりは避けるように調整しているとところですが、更に役割分担を図れるように協議することにしました。

家具作品展
家具作品展

和歌山家具手加工一級技能士創作作品展会場に行きました。今年で4回目を迎える作品展で、昨年に引き続いて見てきました。作品は20歳代から40歳代までの若手職人の作品が展示されていて、伝統文化は技術の伝承が不可欠なので若手技能士を育成する機会になっているように感じました。和歌山県は地場産業の成長が地域にとって必要なことで、中でもものづくりは途絶えてはならない文化です。

技術の伝承、後継者の育成、地場産業の将来に向けた発展など課題を解決する方策として作品展は大切な機会であり、発表する機会があることで技術は磨かれます。

若い技能士の作品からは成長しようとする姿が想像できました。会場には昨年の作品展出展作も展示されていて技術の伝承の意欲が伝わってきました。

その他
  • Yさんから仕事の流儀について話を聞かせてもらいました。事例紹介を含めた仕事に対する考え方はとても勉強になる話でした。貴重な経験談を聞ける機会があることは嬉しいことです。
  • Sさんの事務所で懇談を行いました。市長選挙やエネルギー問題などを中心に意見交換を行いました。「誰でも同じではないので、誰が議員になるのかが重要だ」と話してくれました。議員が身近に感じてもらえることに感謝しています。
  • 病院にお見舞いなどに行ってきました。お見舞いをした入院患者さんは少し熱があるため、午後7時頃は既に眠りについていました。起こしてはいけないので、そっと入り、そっと退出しました。安心感を持つことができました。