ぶらくり丁に賑わいを呼び戻すことにつながることが期待される施設について協議を行いました。オープンに向けて準備が進められていますが、今回はその概要を説明してもらいました。ぶらくり丁は和歌山市の中心市街地に位置する最大の商店街ですから、活気を取り戻して欲しいと願う市民の方は多いと思います。中心市街地活性化は和歌山市長選挙の争点にもなりましたから、この場所の再生を図ることは新市長の命題となるものです。
ここに行くと他にないことが楽しめる施設になるよう期待しています。
平成25年にお亡くなりになったHさん。生前はご家族にお世話になりました。初盆を迎えることからお参りに伺ったところ、「わぁ、片桐さん」と奥さんが大歓迎してくれました。
手を合わせて最近の活動報告をさせていただきました。写真のHさんは若々しくて微笑んで飛び出してくるようでした。生前、病床でのHさんは痩せていたので、本来の姿と再会ができて嬉しくなりました。
奥さんからは「主人は片桐さんのことが大好きでしたよ。死の直前まで片桐さん、片桐さんと言っていました。そして次の選挙の時に私がいなくなると一緒に回ってあげられないと最後まで気にしていました。来年は主人がいないのでお役に立てなくて残念に思っています」と話してくれました。
昨年のHさんのことを思い出しました。お見舞いに行った時、笑顔でベッドの上から迎えてくれました。丁度、その時は体調が良くて、たくさんの話をすることができたのです。
事前に、口数が少ないと伝えられていたのですが、とても饒舌で病気から回復した時のことを話してくれました。しかしその約一週間後に様態が変化してこの世を去ることになったのです。お見舞いに行った時を最後に、体調を崩してしまい、一気に話をしなくなったと聞いていました。
奥さんから「片桐さんがお見舞いに来てくれた後から様態が悪化し、回復することはありませんでした。あの時は元気だったのに一気に弱っていきました。片桐さんに会えたので張り切っていたように思います」と当時を振り返って、闘病生活からお亡くなりになるまでを説明してくれました。
自宅のHさんの部屋は当時のまま変わらないので、今日も挨拶に出てきてくれるように思いました。そして一年前に飼っていた鶏と文鳥、そして飼い犬はいなくなっていました。
奥さんに聞いたところ「主人が亡くなる一週間の前に犬が死んで、主人が亡くなった直後にメスの文鳥が死にました。あの時、卵を産んでいた鶏も今はこの世にいません」と話してくれました。Hさんの死と時を同じくして、可愛がっていた飼い犬と文鳥が死んでいたのです。「きっとHさん一人で行くのは寂しいと思ったから、その二人は一緒に旅立ったのではないですか」と答えました。
今年は鳥かごにいるオスの文鳥だけが主人不在の部屋でいます。奥さんは「主人が可愛がっていた文鳥なので私が世話をしています」と言ったようにまるでHさんの分身のように世話を焼いているようです。昨年ここにいた命がなくなり、その生き物達の魂が巡回しているような雰囲気がありました。
Hさんと会えたよう感覚になった一時でした。奥さんから「主人が喜ぶと思いますからいつでも来てください」と話してくれたので、笑顔で手を降りHさん宅を後にしました。
季節は巡り、命も巡ります。Hさんの思いは自宅の部屋に留まり、親しくしていた人が訪れるとHさんの意思を話し合います。そんな時、Hさんの魂はここにいて私達の会話を聞いているのです。初盆で誰かがお参りした時には、魂がここに帰って来ているように感じます。
- 元公安委員長がお亡くなりになったので、通夜式に参列させていだたきました。心からご冥福をお祈りしています。
- 法改正に対応して、これからの病院経営に関する相談があり打ち合わせを行いました。近い将来、大きな改正が予定されているので、今からそれに備えることを検討しています。