活動報告・レポート
2014年8月6日(水)
交通問題
交通問題

交通問題について意見があり対応しています。交差点から5メートル以内に駐停車すると道路交通法違反となります。また消火栓から半径5メートル以内に駐車しても違反となります。交差点から5メートルの駐停車禁止は知っていますが、消火栓の場合は消火栓から5メートルではなくて、消火栓を中心に5メートル円を描いた範囲が駐車禁止区域となります。直線距離で5メートルと思っている人がいるので注意が必要です。

今回は消火栓から5メートル離れていたのに駐車違反になった事例の現場確認を行いました。確かに消火栓から5メートルの円を描くとその中に入っています。大丈夫な地域だと思っていたのですが、実は駐車禁止区域内だったことが分かりました。相談者の話を聴くことや紙に書いて説明を聞いても分からなかった実態が、現場に行くと確認することかできました。現場で確認をすると状況が直ぐに分かりますから、問題解決のためには現場が大事だと改めて痛感しました。現場主義は実態を把握して問題を解決するためにとても大事な行動となります。

障害年金の問題

大阪地裁が平成26年7月31日、初診日の証明に関してカルテがなくても障害厚生年金の支給を認める判決を出しています。一般的に、初診日を証明する医師の診断書やカルテがなければ障害厚生年金の申請をしても却下されますが、兵庫県の60歳代の女性が国に却下処分の取り消しを求めた訴訟の判決がでました。27年前が初診日でカルテがない女性の請求を認め国に支給を命じる判決です。カルテがないのに支給を認めた司法判断は異例ですが、これが判例になっていくのであるなら難病で困っている人にとって光明となります。原告側の弁護士は「初診日の証明に苦悩する障害者の多くを救済できる判決」と評価していますが、その通りだと思います。

和歌山市でも初診日の証明ができないことから障害厚生年金を受けられない難病の人の同様の事例があります。この判決をきっかけとして、国の解釈が変更されることを期待しています。この問題に関して行政機関の障害福祉部局と話し合いました。

ほっとチョコレート
ほっとチョコレート

和歌山市役所1階ロビーで「ほっとチョコレートのなかまたち展」が開催されています。子ども達が一生懸命に書いた絵画作品が展示されています。発達障害などの子ども達を支援している「ほっとチョコレート」の代表から案内をいただき鑑賞してきました。絵画を描いている活動場所を訪問したことがありますが、子ども達は自由に、そして伸び伸びと描いている姿が印象的でした。制約はなく自分の意思で描くことは当然だという姿勢で、嬉しくなったことを思い出しました。

展示されているキリンの絵は大作で大きな紙に書くことは簡単なことではありませんが、とても躍動的なキリンが描かれています。黄色の使い方が上手なのは、この子どもは黄色がとてもお気に入りだからです。好きな絵を好きな色で自由に書いている姿に感動しています。

ライオンズクラブ例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会、理事会、会員増強委員会がありました。本日はこれまでの夏のイベントの結果報告と秋のイベントの案内を行いました。夏本番ですが、もう行事計画は秋に向かっています。企画を話し合っていると季節を先取りするような感じがあります。

閑話休題として名字についての報告がありました。会員の皆さんの名字について話をしてくれたのですが、とても興味深く楽しめました。参考までに「片桐」は全国で448位のランキングとなっています。全国に448番目に多い名字ということになります。人数で言うと約47,000人いるようです。和歌山県内で同じ姓に会う機会は少ないのですが、ルーツは長野県にあると推測されているので長野県に行くと出会えるのかも知れません。

懇談会

夕方からは懇談会に参加しました。懇談会の途中で議会活動について簡単に報告をしました。議員が行政と違うのは、行政は権力側、議員は有権者側の立場にいることなので、課題があれば議員は一緒に解決方法を考える立場にあるということです。課題に関する法律や条令に基づきますが、それを拡大解釈するなど方法論を考える立場にあります。意見を聞いて一緒に解決を図る活動をしているのが議員です。

課題でも個別の課題と共通の課題があります。個別の事情ではなく業界全体の課題であれば、しくみも変える提言をしていくことが議員の役割だと認識しています。