活動報告・レポート
2014年7月29日(火)
地元産品
地元産品

和歌山県では和歌山県産品を登録し、商品の購入や使用を促進しようとしています。県庁内の調達を始めとして、規格が同等品であれば県内産のものを購入して地元の企業などの経済活動につなげようとしています。農産物や工業製品などによって登録受付箇所が異なりますが、県産品の登録をすることによって地元企業が地元貢献意識を高める効果もあります。

ところで県産品として登録したものの、それほど制度の活用が図れていないこともあるようです。所管する課の意識は高くても、組織全体の意識が欠けているとどんな県産品があるか知らないので地元産品の購入ができないのです。勿論、企業側も登録したことに安心してはいけませんが、制度があるのですから活用促進することが目的を達成するために必要です。折角の制度があるのだから制度を活用して地元の経済活動と雇用促進につなげたいものです。地元産品活用に関して話し合いました。

企業活動

県外からの企業誘致は最も大きな課題ですが、県内企業を大切にすることも同じように大事なことです。県内で企業活動をしてくれているから法人税や事業所税、従業員さんの消費などによる税収が得られているのです。県外に移転されることになれば、地域経済に大きな影響を及ぼすことになります。企業活動がやり易いように、企業活動に関する要望をお聞きして、永く和歌山県内で生産活動をしてもらいたいと願っています。

そんな時、県内企業の役員さん達と懇談する時間をいただきました。意見としては「県幹部と交流する機会が少ない」ことや「知事に企業活動を知ってもらいたい」という話がありました。県内企業を大切に思い、これまで以上に企業活動を支援するような対応を考えたいところです。

懇談の中で、県行政についての意見がありました。

和歌山県外から出張で和歌山市に来た場合、高速道路の和歌山インターチェンジを降りてから和歌山県庁までの道路が常に渋滞しているので、この区間の渋滞緩和の要望がありました。和歌山インターチェンジを降りてから県庁まで30分以上走行することも珍しくありません。距離の割に移動時間が長いので改善要望がありました。時間短縮のための迂回道路の建設や道路整備などが必要だという意見です。

現在、和歌山南スマートインターチェンジの計画があり、これが完成すれば現在の渋滞区間の渋滞は緩和されることや、国体開催までに宮街道から南行きの道路が整備されることから、将来的には改善されることを伝えました。

また和歌山県内に工場を立地して生産活動を行っているので、地元企業の一員として認識して欲しいことの要望もいただきました。何年も前に、和歌山県から地元製品を生産しているかどうかの調査がありましたが、最近は来ていないという話も伺いました。県産品を生産し続けていることを認識して欲しいことの要望もいただきました。

これらの企業の雇用人数や生産高は和歌山県内に本社のある企業よりも規模が大きいので、県経済へ好影響を与えてくれています。和歌山県から全国に製品を送り出していることに誇りを持ってくれているので、その誇りに応えたいと考えています。

道路の安全確保

通行量の多い主要道路の車線を示す中央の線や横断歩道のペイントが薄くなっているので走行することが危険であるとの指摘がありました。特に夜間は白線が見え難い箇所があり、対向車がある場合に「危険を感じることがある」という指摘です。国体開催時期に差し掛かると、県外から和歌山県内の道路に慣れていない皆さんが来県してくれます。今から交通安全対策を実施して欲しいことを要望します。

防災放送

防災放送、防災ラジオなど防災対策について協議しました。和歌山市内では大雨などで行政からのお知らせが防災無線で聞き取れない場合、コミュニティエフエムで防災情報を確認することかできます。他の地域でもコミュニティエフエムを受信できる地域であれば、和歌山県と県内のエフエムラジオ局は防災協定を締結しているので、防災情報が得られます。その活用を図ることの周知が必要だと考え話し合いました。