活動報告・レポート
2014年7月28日(月)
講演会
街路樹

和歌山市のけやき通り沿いの街路樹の二酸化炭素排出量に関する簡易式の調査が終わり、報告書が上がりました。街路樹はやすらぎを提供してくれる大切な景観であると共に、二酸化炭素を吸収してくれる都市の中で大切な役割を果たしてくれています。街路樹が二酸化炭素を吸収して都市の温暖化防止につながっていることを調査した事例は知りませんから、和歌山市のけやき通りの調査データは興味深いものがあります。

これらの街路樹を更に成長させることができれば、今よりももっと二酸化炭素吸収量が増えるので、温暖化対策として環境都市としての都市機能を付加することができます。研究を続けたいと考えています。

ニードル農法

地球環境問題に取り組んでいるNPO法人理事と協議しました。目的は和歌山城やけやき通りの街路樹を元気にすることによって、二酸化炭素吸収量を増加させることと緑を保つ取り組みを行うことについてです。NPO法人の活動の一環として取り組むことを検討することにしました。手法はニードル農法を使いますが、環境問題に取り組んでいる団体と協働しながら着手することを考えています。

道路行政

交通量の多い海岸道路が傷んでいることから補修について協議を行いました。最近、和歌山県内の公共工事が増えていることから、大型トラックなどの工事車両の走行が増大しています。県内の景気につながることは好ましいことですが、反面、路面の痛みも発生しています。道路が傷むことで車に支障が生じた事例が発生しました。凸凹や道路と橋脚の接続部に段差がある場合、タイミングによっては車が痛むこともあります。早急な対応を求めていますが、橋脚の強度や大型車両の通行量による強度の問題などがあり、これから検討に入ります。

NPO法人打ち合わせ

私も所属しているNPO法人の年次総会について協議を行いました。平成25年度の活動結果を確認し、新年度の活動計画について話し合いました。子ども達に森林の大切さを学んでもらうための取り組みを行う予定です。発足してから昨年度までの取り組み結果を資料により確認しましたが、活動結果が残っていることは素晴らしいことです。確かな足跡が刻まれていることは活動の記憶を蘇らせてくれますし、今でも成果を説明できるからです。当時、新聞で報道されている取り組みもあり、インタビューの掲載などもあり懐かしく楽しく思いました。

講義

わが国の歴史と現代について学ぶことができました。歴史は表面を知っていても知識は増えますが、実社会では役立たないものです。縁側の上を見ることは簡単ですが、縁側の下で何が起きているのかは知らないことばかりです。歴史は縁側の下で流れが仕組まれて、縁側の上で演じられています。当然、シナリオ通りに行かない場合は想定されていますから、非常時においても問題は発生するものの解決できているのはそのためです。2000年の歴史を持つわが国の歴史は現代人にとっても財産です。

歴史は過去の実績ではなく現代につながっていることを知り、これから時代はどう進むのかを推理することは楽しい仕事です。今を生き明日につなげることを学びたいものです。

講演会
講演会

大本教6代目の出口春日さんが和歌山市に来てくれました。「大本のあゆみ」と題して講演をしてくれました。出口春日さんは出口王仁三郎の玄孫で6代目を継いでいます。出口なお開祖、出口王仁三郎聖師によって開教したのが大本教です。6代目の話を聞いた後、参加者で懇親の時間を持ちました。

講演会

出口春日さんは「目を閉じて自然界に同化すると、とても気持ちが良いものです。日本には自然信仰があり、その中に溶け込むと気持ちが良くなります」と話してくれたように、人間は自然界で生かされている存在であることを知り、全てのものへの感謝の気持ちで日々を過ごしたいものです。