活動報告・レポート
2014年7月22日(火)
まちづくり支援
社会貢献

今では何年振りか忘れていますが、とても懐かしいAさんと昼食を共にする機会がありました。この数年間、苦労をしながらも自らのために頑張っていることを知りました。時間を埋めるような楽しい会話とこれからの話で盛り上がりました。Aさんは「まずは自らの生活を安定させないことには社会に貢献できないと思います。ようやく生活は安定してきたので、これからは地域社会に役立つことにも取り組みたいと思います」と話してくれました。自分の生活が厳しければ社会貢献も、人に役立つことに関ることもできません。経済的に自立して社会で自分を役立たせることができます。

苦労して現在があることを知り、これからは社会貢献活動に務めてくれることを確信しました。

まちづくり支援

和歌山市のまちづくりのお役に立ちたいと考えている方が訪ねてくれました。全国大の活動でまちづくりに関する経験を持っている方が、その経験を活かして和歌山県のまちづくりを支援したいと申し出てくれています。しかし顔合わせをして以来、時々、役所を訪ねているのですが、具体的な協力要請はないと聞きました。全国で仕事をしているので和歌山県には仕事ではなく他府県で実施してきた役立つ経験を伝えようとしているのですが、行政機関から反応がないことを知りました。

既に充足しているのか、やる気に乏しいのか実態は分かりませんが、何とも寂しい話です。経験や知識、知恵は人の財産ですから、提供してくれることに感謝して協働すべきだと思います。経験や知識を活かさないことは、和歌山にとってもったいないことです。

「今直ぐ協力要請がなくても良いのですが、せめて反応して欲しいと思います。反応がないと私の行動が良いのか悪いのか分からないからです」と話してくれました。依頼に対して反応がないことは寂しいことですし、やる気を失わせるに値する対応姿勢です。

個人のことでもありますが行政の姿勢の問題でもあります。もっと真摯に向き合う必要性を感じています。

防災無線

防災無線に関して話し合いました。平成26年7月19日の午後4時30分頃、発生した雷雨によって防災無線設備が機能しなくなりました。昨日段階で概ね復旧していますが、沿岸部で防災無線がアナログの地域の復旧はできていません。沿岸部こそ防災対策に力を入れている地域であり、何かが発生した時に、最も不安を感じる皆さんでもあります。

デジタル化が図れている防災無線は復旧していますが、アナログ地域の復旧はできていません。この地域の設備改修をするためには数億円の費用が必要だと換算されています。数百万円、数千万円の話ではないのです。

和歌山市の防災無線はバックアップ機能を有していないことから、一回線に異常があればシステムが停止することになります。設備改修で数億円、バックアップシステム構築の他の費用も数億円だと聞かせてもらいました。和歌山県で全ての改修を行うことは難しいと思いますが、安全ために、そして命を救うために必要な対策です。この先、施工単価が安くて工事期間が短い方法を考えてみます。

懇親会

夕方から懇親会に出席しました。企業研修などで実施している、初対面の人同士の挨拶についての研修を行いました。初対面の人同士が打ち解けるための手法として、アイスブレーキングというものがあります。これは相手を知るために有効な手段です。

方法として、自分が自慢できるもの三つを紙に書きます。そのうち一つは嘘を書きます。三つの自慢話の中の一つの嘘を見破られないようにするゲームです。より多くの人を騙せた人が勝利することになります。これは発想のユニークさと、顔の表情や態度の平常心を磨くことになります。

もうひとつが粘土を使って自己主張することです。粘土を使って故郷を当ててもらうゲームです。和歌山県であればみかんやパンダを粘土で作ると、どこの府県出身か分かってもらえます。故郷自慢を自己紹介代わりにするゲームです。これらのゲームをすると初対面の人同士でも打ち解けて仲良く研修を受けることにつながります。

これらの手法を活用して研修機会を設けたいものです。