活動報告・レポート
2014年7月14日(月)
紀三井寺競技場の問題
紀三井寺競技場の問題

高校野球の夏の甲子園和歌山県予選が始まっています。土曜日と日曜日は紀三井寺競技場内がとても混雑していました。高校野球と陸上競技、そしてテニス大会の日程が重なったためですが、競技場が改装されてから駐車場が狭くなり、いつもと同じと思っていた応援者が車で来たため駐車できずに競技場内が渋滞していました。以前、駐車スペースだった場所が芝生帯になっているなど、大きな大会が開催されると駐車スペースが少な過ぎると感じました。

これでは平成27年の紀の国わかやま国体の開会式や閉会式、そして競技日の応援団や地元ボランティアの皆さんが会場に入れなくなると思います。同じように高校野球応援のため紀三井寺競技場に来ていた方から意見をいただきました。

「紀三井寺球場へ行ったらご理解頂けると思いますが、駐車場が狭くて車で気軽に行けないのです。わかやまマリーナシティからシャトルバスを出すにしても、マリーナシティの駐車場は割高ですから応援に行くことを躊躇います。紀の国わかやま国体に向けて駐車場対策はあるのでしょうか?

これは野球場だけでなく、サッカー、陸上競技なども影響を受けます。また個人的な分析ですが、以前紀州レンジャーズが本拠地としましたが、駐車場の狭さによって熱心ファンは応援に行ったとしても、野球を見に行こうと思った人は気軽に球場へ足を運べなかったと思います。和歌山県営競技場ですから駐車場対策を提起して欲しいです。

また東京ドームと比較出来るかどうかわかりませんが、あちらは東京ドームシティ、東京ドーム、後楽園ホールとイベント会場が集中していますが、地下鉄の駅が周辺に3駅もあります。東京ドームだけで五万人の人が入るのですが交通の便は徹底されていました。和歌山も参考にできることがあるのではないかと思います。来場者のための交通対策を検討して下さい」という意見です。

今夏、紀三井寺競技場に応援などに行った人は感じていると思います。駐車スペースが減少していて、止められないし駐車場内に入ってしまうと後から次々に車が来るので動けないのです。係員を配置していましたが、駐車スペースがないため場内に誘導することはできないので、「駐車場はありません」とお詫びするばかりでした。近くに駐車場が少ないので誘導先がなく、これでは対策になっていないと思います。

高校野球の和歌山県予選でこの渋滞ですから、平成27年の紀の国わかやま国体では駐車場スペース確保と周辺道路の渋滞は大変なことになると思います。

依頼にあるように、国体開催時期が迫っているので早急な検討が必要です。

紀州忍冬酒
紀州忍冬酒

紀州徳川時代に重宝されたお酒が紀州忍冬酒です。紀州から天皇家や江戸幕府に献上されたお酒だと聞いています。ただ紀州忍冬酒は一子相伝のお酒のため、造り方やどこに献上していたのかは正確には分からないのです。時代が変わり明治時代になると醸造されなくなり、平成の時代になると製造方法や味も分からなくなっているのです。ただ紀州の歴史であり文化なので伝統を継承することは大切なことだと思います。

この紀州忍冬酒が再び注目を集めたのは、城北小学校の校庭の発掘をしていた時に、紀州忍冬酒の器と製造工場の遺跡が発掘されたからです。紀州徳川家の命により作られていた紀州忍冬酒ですが、今で言うレシピも製造の跡も存在していないのです。ですから本当の味は分からないのです。ただ香りや味は味醂のようなもので、決して美味とはいえないようです。このスイカズラのお酒をおいしいと言ってもらうことは難しいと思いますが、観光のお土産とするなら伝統のお酒を蘇えらせる意味はあります。

紀州忍冬酒が平成の時代の和歌山県の産品として取り扱えるかどうか分かりません。ただ一度消えた文化は再び蘇えることはありませんから、紀州忍冬酒が復活してくれることを期待しています。

ウォーキング

健康寿命を延ばすことは和歌山県政の大きな課題です。和歌山県の健康寿命を全国のランクで見ると下位に低迷しています。健康寿命日本一を目指している和歌山県の取り組みとしてラジオ体操に着手していますが、ウォーキングをもうひとつの柱にしたいと考えています。健康を保つためには運動が効果的ですが、日頃運動をしていない人が突然運動をしても長続きはしません。運動を長続きさせるためには、ラジオ体操やウォーキングなど日常生活の中で無理なく自然にできる運動が良いのです。無理をしたり負荷を掛けたりしても決して長続きしません。

朝の体操をすることや日常生活の中で歩くことは、無理をしなくても実行できることです。無理なく続けることが健康を維持する秘訣です。正しい姿勢で歩くことは運動になりますから健康に直結しています。健康寿命日本一を目指している和歌山県ですから、ウォーキングも含めて、現在当局で検討中の健康指導士資格に加えて欲しいと思っています。歩くことは生きていくための基本であり、美しい姿勢で歩ける人は長寿命化につながっていると思います。

観光施策としてのウォーキングを取り入れた誘客を行うこと。健康寿命日本一を目指す取り組みとしては効果的なウォーキング方法の提案をすること。そして誰でも手軽に楽しめるウォーキングにすることが大切なことです。

ウォーキングで日本を元気にしようとしている皆さんが和歌山市に入ってくれました。理由は簡単で和歌山県のウォーキングイベントの企画が最も多かったからです。

お見舞い

本日退院してきたばかりのOさんを訪ねました。すっかり元気になっていて言葉を交わすことができました。真面目な方なのでOさんが帰宅したことを受けて、地元自治会役員の皆さんが訪問してくれていました。これだけ自治会組織から慕われている経営者はいないのではないかと思うほどでした。

まだ夏前ですが、もう秋のイベントについて打ち合わせをさせていただきました。