活動報告・レポート
2014年7月13日(日)
夏の入り口
夏の入り口

昨日に引き続いてとても暑い一日となりました。夏の甲子園大会予選の始まりは夏の入り口だと思います。これから夏の扉を抉じ開けていく階段を登って行きます。扉を抉じ開けられるのは和歌山県からは一校ですが、全ての高校の代表として夏の舞台に進みます。そして暑い甲子園は夏から秋へと季節を進ませ、高校生を大人へと誘います。季節が作るドラマが私たちにとっての一ページにもなります。そんな選手や応援団に負けないように、今日も活動を行いました。

Kさんはこばと学園との共同農園の草引きをしてくれていました。秋に収穫するサツマイモの成長具合を確かめてくれ、そして雑草の除去をしてくれていました。丁度作業を終えて帰宅したところだったので、地元地域の課題についての話し合いを交わしました。狭隘な道路の中でも特に狭い箇所がありますが、そこに建っている電柱の移設作業は順調に進んでいます。仮の電柱を建設し設備を移管させてから新しい電柱を建てることにしています。現在の道路事情では消防車や救急車が進入できないので、曲がり角の電柱を移設することで進入が可能となります。災害発生時や人命に関る場合の救助環境を整えています。

またこばと学園につながる道路が完成し供用開始されました。これまで学園までの道路は狭くて車の対向が困難だったのですが、これで安心して通行できることになりました。子ども達や地域の交通安全につながっています。

そして秋のイベントを盛り上げるため民謡の会に出演依頼をしています。イベントに参加予定の地元の皆さんがとても楽しみにしていることを知りました。楽しい企画になることを支援しています。

眺望
眺望

和歌山市にある和歌山マリーナシティ。和歌山市が誇るリゾート地で、ポルトヨーロッパやマリンスポーツが楽しめる場所として大阪市内からも観光のお客さんに来てもらっています。ポルトヨーロッパを眺められる場所に案内をしていただき、その眺望を楽しみました。上から眺めるポルトヨーロッパの光景は地上からの眺めと別物です。視点を変えると同じものでもこれだけ見え方が違うものかと思います。

人工島と海が調和されていて、和歌の浦地域前景としての眺めが素晴らしいのです。自然美の中に人工美が調和されていることの美しさを感じました。人は美しいものを見ると心が穏やかに満たされます。美しいものを見て、楽しい会話をして、素敵な人と会っていると、心はきれいに磨かれて行きます。人は環境や出会う人によって成長や変化していく存在です。美しいものや本物に触れていると人はその方向に成長していきます。

美しい光景を眺めているとそれだけで満たされるので、心に満足感を与えられます。

ひまわり
ひまわり

宮城県石巻市立大川小学校からいただいたひまわりが、夏の太陽と共に成長を続けています。6月に確認した時はまだ花は咲いていませんでしたが、7月に入って少しずつ花を咲かせています。眩しく成長しているひまわりを見ていると嬉しく、頼もしく、そして幸せになります。太陽の季節は生命の躍動を感じさせてくれます。熱いということは生命が生きていることです。夏の暑さは生命に躍動感を吹き込んでくれているようで、天に向かって伸びているひまわりには天井はありません。太陽の光と人の心を取り入れて大きく成長してくれています。

ひまわり

小さな種が大きな花となり見える世界を広げてくれています。宮城県で生まれた生命が、和歌山県で大きく成長していることを嬉しく思います。被災地の思いを秘めて成長しているひまわりの生命は、今年の夏に大輪の花を咲かせて、次は平成27年へとつながっていきます。生命のバトンをつなぐ一員になれていることを幸せに感じています。

大川小学校で誕生したひまわりが和歌山県にやってきて成長しています。そして平成27年の紀の国わかやま国体で、東北の皆さんをお迎えすることになります。命の循環が生まれていることの価値を感じています。