活動報告・レポート
2014年7月10日(木)
台風への備え
台風への備え
台風への備え

台風8号が近畿地方に近づいてきました。沖縄上陸時は過去最大級の台風だと報道されていたので警戒していましたが、勢力は少し衰えています。日中、河川などを見回りましたが、水量が低位だったことなどから和歌山市内の混乱は少なかったようです。数年前に河川が溢れ、増水した地域を見回りました。前回の大雨の時に水没した店舗を訪ねたところ、「今回は大丈夫だと思います」と笑顔で対応してくれました。雨と風が強い中でしたが、大勢のお客さんの訪問があり、食料や水など台風に備える皆さんの行動力を実感しました。台風を警戒し備える姿勢に安ど感がありました。危機意識の高まりを感じる光景でした。

 続いて以前氾濫した河川の見回りに行きましたが、水位は低く増水に至る気配がなかったので安心しました。地元の自治会長に「もし何か不穏なことがあれば連絡を下さい」と声を掛けて引きあげました。

鉄道は一部運転の見合わせや特急電車の運転休止などの備えはありましたが、日中の和歌山市内は大きな混乱もなく、県として夜に備えていました。台風など災害に対する意識は高くなり、事前の備えも着実に前進しているように思っています。

品位

あるコンビニエンスストアを訪問した時のことです。オーナーから「先ほどまでお客さんにとても叱られていたばかりです」と話してくれました。「理由は何だったのですか」と尋ねたところ、「そのお客さんが精算しようと思ってレジ行くと、列に二人のお客さんが並んでいたので待たされたというものです」と説明してくれました。店員が他のお客さんの前で怒鳴り散らされていたので、オーナーがレジに飛び出して対応したそうです。お詫びを言ってこの問題を収めましたが、「大変でした」と話してくれました。

私達の意識として、コンビニのレジは待たなくて良いものだと認識しています。スーパーは列に並んでもイライラしませんが、コンビニの場合、少し待たされるとイライラすることがあります。コンビニは精算が早いという意識があること、特に急いでいる場合にコンビニを利用した場合は精算を急ぐことがあります。そんなお客さんの事情があったと思いますが、店員さんに怒鳴り散らかしたことが問題です。店員さんもそのお客さんを待たせようとした訳ではありません。お客さんが並んでいたので、早く精算業務をしようと思っていた筈です。それでも大声で叱られたので店員さんが萎縮してしまったのです。

店員さんは若い人、お客さんは60歳を超えている元肩書きがある人だったのです。60歳代の社会経験豊かで立場のあった人が、社会経験の少ない若い店員さんに他のお客さんがいる前で、大声で叱る行為はいただけません。

社会生活を営んでいる人には品位が必要です。その上、人生の先輩は後輩を将来のために指導する立場にあります。品位の感じられない言葉と後輩を罵倒する行為からは、元の肩書きがあっても尊敬できる人だとは思えないのです。

レジに2人ぐらい待っていても、次の行動に移るまで5分も変わりません。若い店員さんが一緒懸命に仕事をしているのを応援するのが先輩の立場です。年齢を重ねるにつれて品位を保つようにしたいものです。店頭で若い人を怒鳴っている姿を格好良いと思う人はいません。むしろお店を守ろうとするオーナーの態度、謝っている若い店員の方が格好良いと思います。元職の肩書を汚すような行為は止めたいものです。

その他

民謡の団体に和歌山市内の秋のイベントへの出演依頼を行ったところ、出演を受諾してくれました。和歌山県内での活動だけではなくて、隠岐の島への演奏活動も行っていて、隠岐の島でも和歌山県の民謡は有名です。主催者の皆さんも喜んでくれました。