活動報告・レポート
2014年7月2日(水)
エネルギー問題
ライオンズ例会

和歌山ゴールドライオンズクラブの新年度の初例会が開催されました。出席率が88パーセントで幸先の良いスタートとなりました。新会長が新年度活動方針など抱負を述べた後、昨年度の決算案と新年度の予算案・活動計画案などが提案され、全て承認を得たので新しい活動が始まりました。

新年度、私は計画委員長なので活動計画案の説明を行いました。会長方針として労力奉仕を掲げているので、自分達が活動で汗を流すことを目指した活動を計画しています。そのため本年度は例年よりも清掃活動を多く取り入れています。これまで植樹を行ってきた直川用地と水軒公園、そして世界遺産の高野山の三箇所で清掃を計画しています。またこばと学園の夜店のお手伝いと共同農園でのさつまいも収穫なども計画しているので、行動するクラブを目指す姿勢を打ち出しています。昨年度は垣根を越えた例会訪問で表彰を受けたことを筆頭に、私達の社会奉仕が地方紙で取り上げられる機会が多く、他クラブから「ゴールドさんは良く活動をしているね」という話をいただくことがあります。他クラブから評価されることは嬉しくやりがいにつながりますから、本年度も継続した活動を実施する予定です。

例会に提案された議案は全て承認され、初例会を終えることができました。始まりの時はいつもワクワクします。その感覚を、一年を通じて忘れないように活動に励みたいと考えています。

エネルギー問題

エネルギー問題に関する問い合わせがありました。『夏の電力受給について』、『再生可能エネルギーの導入状況と近い将来の見通し』、『電力自由化になるとどうなるのか』、『和歌山県に発電所建設が必要だと思うのですが』の4点です。これらの質問の主旨は、電力が不足していること事態、現代社会にそぐわないし、世界で戦っている産業界にとってマイナスの状況が数年間も続いていること、そして解消の目処が立っていないことへの懸念。そして電力自由化は賛成するけれど、産業界にとって血液ともいえる電力が不足する事態を打破できない自由化は意味がないし、商品が足りない状況で競争化に踏み切れば価格動向は分からないし、その結果、電力会社の経営が不安定になれば社会は混乱することへの懸念を話してくれました。

勿論、携帯電話やガス供給、ホームセキュリティと合わせたサービスも登場すると思いますが、当面、電力不足という状態は変わらないので供給量以上に販売できないことになります。携帯電話やパソコンのように端末を売るのではなくて、供給量を確保しなければ利用できないのが電気ですから、不足している分を簡単に作ることはできません。

大型発電所になれば建設までに10年近く必要ですし、環境問題への対応も考慮すべきことから大型の火力発電所の建設は目指すべき社会の方向性と矛盾となります。エネルギー、経済力、地球環境保全、そして人類の幸せなどを勘案したエネルギー政策が必要ですから、早急な電力自由化が幸せな社会に結びつくかどうかは分かりません。政府レベルの話ではなくて、地方に暮らす私達が考えたい問題です。

金沢市

城下町の駅前活性化のモデルとなるのが金沢市です。JRと一緒に活性化対策を実行し、賑わいを創出していると聞いています。城下町であり中心市街地再生が大きな課題である和歌山市にとって、JR金沢駅の活性化計画はモデルになると思いますから、今夏、視察に行く計画をしています。金沢市の視察内容について協議を行いました。

関係している人と話をしたところ、「金沢市は元気ですよ。新幹線が開通することは現在にとっても活性化になりますし、その次の夢が膨らみます。金沢市から京都市まで開通させることも夢ではなくなるからです」と話してくれましたが、夢を実現させるとまた新しい夢が出てくるのです。夢の循環を見たいと思います。