活動報告・レポート
2014年6月25日(水)
和歌山県飲食組合総会
和歌山県飲食組合総会

和歌山県飲食業生活衛生同業組合の総会がありました。今年もお招きをいただいたので喜んで出席させていただきました。場所は白浜町の旅館むさしで、県内の各支部から代議員の皆さん、そして和歌山県知事も来賓として出席していました。総会に引き続いての懇親会で皆さんと交流させてもらいました。

冒頭に挨拶の時間をいただきました。主旨は次の通りです。

こんばんは。今年もお招きをいただいたことに感謝しています。また挨拶の機会も頂戴していることにも感謝申し上げます。ありがとうございます。

和歌山県飲食業生活衛生同業組合の総会も全ての議案が承認され、理事長を初めとする皆さんの新年度の活動方針が決ったこと、心からお祝い申し上げます。毎年、出席させてもらっていますが、今年の活動もご一緒させてもらえることを嬉しく思っています。

さて先般、福島県相馬市、南相馬市を訪ねました。食の人気漫画において福島県産の食材に関する風評被害があり、復興途上にある福島県ではホテルや飲食店の予約のキャンセルが相次いだと聞きました。折角、観光のお客さんに戻ってきてもらえていたところだけに残念のことになっています。風評被害によってお客さんが来なくなるという現実に心が打たれますし、食の風評被害が観光のお客さんの動向に多大な影響を与えることを示す事例です。観光は名所旧跡、素晴らしい景観だけではダメで、そこには食という要素が加わってお客さんを引き寄せるのです。食は観光の楽しみの一つであり、その地に向かわせる動機付けにもなっているのです。和歌山県の食材は言うまでもなく、来て味わってもらえるものばかりです。

知事を筆頭として、和歌山県に観光のお客さんに来てもらえる施策と、紀の国わかやま国体には選手団と応援団を初め多くの方に来てもらうための呼び込みをするのは私達の役割です。

平成27年度の紀の国わかやま国体でたくさんのお客さんに来てもらいますが、来てもらってからの食の部分では会員の皆さんの力が必要です。皆さんのお店でおいしい和歌山を食していただき、和歌山の食材や料理は素晴らしいと思ってもらうことで国体は成功するものですし、再び観光客として来県してもらえることになります。

何よりも東北から来てくれる皆さんには、おいしい和歌山県の食を味わって欲しいと思うのです。和歌山県は東北を忘れていないこと、継続して支援していることを知ってもらい、私達の食でおもてなしをしたいのです。皆さん方へのお願いになりますが、和歌山県の食でおもてなしを、何卒よろしくお願いいたします。

最後になりますが、皆さんのご健勝とご発展を心からお祈りして挨拶とさせていただきます。

以上のような挨拶をさせていただきました。

懇親会では皆さんと意見交換をすることができました。

「今年の組合の全国大会は秋田県でした。東北で津波被害に遭われた県の皆さんも参加していました。帰路被災県を支援するために太平洋側に周り、観光と宿泊をしてきました。来年は福島県で全国大会が開催されます。福島県支援のために一緒に行きましょう」。

「一度、私のお店に来て下さいよ。おもてなしをさせてもらいたいと思っています。少し遠いのでなかなか機会がないと思いますが、是非とも来て下さい」。

「昨年連れて行ってもらった研修会は、有意義でとても楽しかったです。今年も違うメンバーで研修会を実施して欲しいと思います。是非とも企画して下さい」。

「議会の合間なのに来てくれてありがとうございます。毎年変わらずに来てくれることが嬉しいのです。県の総会でもなく和歌山市でもありませんが、私達の支部の総会にも来年来て下さい。そこで県政の動きなどを教えてもらえると嬉しいです」。

主な意見だけを記載いたしましたが、皆さんから歓迎してもらえたことに感謝しています。

その他
  • 再生可能エネルギーの計画について協議を行いました。大規模な地点であれば検討可能だという話があり協議したものです。
  • 地球環境問題に対応しているJAの取り組みを聞かせていただきました。アピールする機会を設けたいと考えています。
  • 愛犬の霊園の必要性について意見交換を行いました。家族同然のペットが死亡した時に埋葬してくれる霊園は少ないことや、被災犬が亡くなった時に弔う場所がないことから、必要性を感じています。霊園の候補地も視察したので具体化に向けた取り組みを行います。