活動報告・レポート
2014年6月24日(火)
建設委員会
建設委員会
建設委員会

私にとって初めての建設委員会が開催されました。和歌山県内で道路建設や都市再生に関る課題はたくさんあるので、これらの課題を推進させるために、今委員会以降、議論を尽くしたいと考えています。今回は和歌山市の道路計画を中心に議論を行いました。和歌山南スマートインターチェンジ、京奈和自動車道、和歌山市駅前周辺の再生などを中心として、河川での水上オートバイが引き起こす環境問題にも触れました。

今回の主な質疑は次の通りです。

  1. 平成30年度開通に向けた和歌山南スマートインターチェンジの進捗状況はどうなっていますか。
  2. 平成30年度までのスケジュールは順調に進みそうですか。
  3. 地元での問題点や協議点はありませんか。
  4. 紀の川大堰上流で水上オートバイ、水上バイクなどをやっている場面があるようです。和歌山市や海南市の皆さんの飲料水となっている水が、水上オートバイによって油汚れする可能性があると思います。特に搭載されているエンジンの中で2ストロークエンジンの場合、25パーセントから30パーセントの燃料やオイルは燃焼されないで排気ガスとして水中に排出されるという指摘もあります。環境負荷の高いエンジンでの利用は琵琶湖や淀川などの河川や湖では一部規制されている事例もあります。
    紀の川で遊戯しているのは和歌山市民ではないと思いますが、これらの行為を禁止するなど対応はできないものですか。
  5. 京奈和自動車道紀北西道路は平成27年度に完成できる見込みですか。現場は24時間にわたって懸命の作業をしていますが、現場からは工期が厳しいという声を聞きますがどうなっていますか。
  6. 都市計画に関して、ターミナル駅周辺の再開発に向けて和歌山市など関係事業者と検討を進めていると思いますが、それにしても昨今のJR和歌山駅前には歩行者が少なく、賑わいが感じられない状況が続いています。県庁所在地の市としては寂しい状況にありますから、中心市街地の活性化のため和歌山市と民間事業者と連携を図るなどの取り組みを期待していますが、その状況は如何でしょうか。
  7. これから民間事業者による再生に向けた計画が具体化してくると思いますので、和歌山市や事業者と協調して支援をお願いいたします。また鉄道事業者と話をしていますが、駅前の再開発に協力してくれると思います。これまでは鉄道事業者に対して具体的な取り組みの依頼がなかったように思いますので、これからは再開発計画の中で支援を求めて欲しいと思います。
    またもう一つの駅前である南海電鉄和歌山市駅周辺の再整備についても、8月の高島屋撤退後の計画は未定だということなので、駅周辺の活性化に向けた努力を要望しておきます。

以上の質問に対して議論を行い、答弁をいただきました。また建設委員会で現場が大事だということで8月に県内の建設現場調査を行うこと、10月に県外調査を行うことを決定しました。

なお建設委員会として提案する意見書「国土の強靭化に資する社会資本整備の推進を求める意見書」を可決し本会議最終日で採決することになりました。

また建設委員会に提案された議案8件は、全て全委員の賛成により可決されました。

再生可能エネルギー
  • 再生可能エネルギーの取り組みについて打ち合わせを行いました。太陽光発電の買い取り単価は下がっていますが、メガソーラーに関しては適地があれば検討している事業者があります。規模や系統連系の容易さなどによって適地かどうか見極める必要がありますが、候補地があれば動きはありそうです。
  • 懇親会を三件回りました。午後6時から駆け足でしたが、それぞれの場面で交流をさせていただきました。