和歌山市の片男波で地引網イベントに参加しました。晴れ渡る青空の下、ご家族と共に参加した皆さんと一緒にイベントを楽しみました。和歌山市の売りはきれいな海で、片男波は夏は海水浴場として賑わいますが、春から夏にかけては地引網が人気のイベントとなっています。今年は三回目の地引網イベントへの参加ですが、毎回、参加した皆さんの笑顔と接することができます。

今日も参加した皆さんと懇親の機会となったことに感謝しています。

男女平等月間学習会に参加しました。働く女性が増えていることから働き易い環境を整えるための制度や法律について学びました。法的には労働基準法と男女雇用機会均等法、育児・介護休業法に基づいて企業が環境を整えることになります。しくみと体験談などを聞かせてもらいました。女性の社会参画を支える意味からも、男性も育児休暇を取得できる環境が整っています。イクメンと呼ばれる育児休暇を取得する男性も増えているようです。

かつて男性が育児休暇を取得しようとすれば、上司から「奥さんだけ休めばいいのではないか」、「出世は諦めるのだな」、「育児休暇から戻ってきたら席はないからな」などのパワハラもあったようですが、現在はそれで不利益を受けるようなことがあれば国が対応してくれます。

上司に期待することは育児休暇を取得する男性に対して「イクメンの第一号だから応援しているから。復帰後は育児の経験を仕事に活かして頑張ってくれ」という考え方です。時代は変わり続けていますから古い頭を切り替える必要があります。男性も女性も共生社会の実現に向けた行動をしたいものです。

平成26年度海草・向陽同窓会総会に出席しました。毎年、この時期に開催している総会ですが、今回は向陽高校体育館で開催しました。向陽高校の正門を潜るのは久し振りことで、野球部員が総会出席者を誘導で出迎えてくれました。実に礼儀正しく丁寧に迎えてくれたことが印象的です。

そして総会では平成27年度に海草・向陽創立100周年を迎えることから、来年に向けて同窓会として取り組みを開始することを確認しました。100年を迎える伝統校であること改めて感じる式典となりました。伝統という重みと100年を契機としてこれから未来を切り拓く意気込みを感じることができました。伝統を大切にしながらも未来を目指すことが現役の生徒と同窓生の役割です。

式典の後、向陽高校の四季について放送部員から案内があり、その後、少林寺拳法部による演舞を披露してもらいました。式典の最後は吹奏楽部による演奏会でしたが、生徒による素晴らしい演奏会でした。まさか高校生の吹奏楽で感動するとは思いませんでした。きっと大切なこの日のために吹奏楽部員は懸命の練習を続けてきたことだと思うと、しっかりと聴いて、心に焼き付けなければと思いました。

自分達の時代の吹奏楽部は、こんな高いレベルで演奏をしていたのかどうか思い出せませんが、今日の現役の生徒の演奏は本当に素晴らしかったです。向陽生としての誇りを持ち自信いっぱいに演奏しているのです。向陽高校に入学できたことの誇りと創立99年の伝統の力を自分達の力にしているようです。

今年の秋から来年に掛けて海草・向陽創立100周年事業を計画していますが、スローガンは「未来につなごう向陽のバトン〜Catch Our Dreams〜」に決っています。99年の歴史と100年目を迎える新しい歴史を融合させて、未来を創り出す節目の時に関れることを幸せに感じる瞬間が吹奏楽演奏の時でした。

私は海草・向陽同窓会常任理事の役割をいただいています。100周年に向けて役員の一人として活動していきます。