関西電力労働組合本部定時大会が開催されました。一年間の活動方針を樹立するための大会で、各支部から選出された代議員の皆さんが、今日と明日の二日間、活発な議論を繰り広げることになります。関労本部大会の規模は大きく白浜町総合体育館を会場に、各部屋を分科会会場にして使用します。檀上から会場を見渡すと代議員の皆さんの顔が見え、とても迫力があります。人が目的を持って集まる力は迫力という形で迫ってきますから、それが力の源泉になります。
そして壇上に立つと、誇りと自信というものが内部から湧いてきます。皆さんからの期待が感じられ、その氣の塊を受け取れるように感じます。そんな高揚する雰囲気の中、今回は私も出席し、議員団会議を代表して挨拶をさせていただきました。
今回の挨拶の要旨だけを簡単に記します。
厳しい時代だからこそ私達に皆さんに期待して下さい。これまでの活動に自信と誇りをもっていますし、単に地域で発生する問題に対応するのではなくて、戦う姿勢を持ち私達は主張を続けています。是非とも期待して欲しいと思いますし、期待に応えられる活動を続けていきます。
今大会の開催地は、和歌山県を代表する白浜町であり、地元議員の一人として皆さんを歓迎いたしました。次回、白浜町で本部大会が開催される時には高速道路がすさみ町まで延伸しているので、白浜までの移動時間は短縮されていることになります、と紹介させていただきました。
「大変な時代になったもんですね」と話を切り出してくれました。これは国会で電力自由化の法案が通過したことを受けて意見をくれたものです。「携帯電話が登場してからNTTの市場が減少していったように電力業界もなっていくのではないでしょうか」という声もいただきました。電力自由化はわが国における最大級の規制緩和のひとつだと思います。平成28年度からスタートだと伝えられていますが、どのような競争になるのか現段階ではっきり分かりません。「想像もできない時代に突入したもんですね。10年先はどんな時代になっているのか分からないですね」という感想です。
更に人口が減少すると共に現役世代も半分になるという予測があり、働く人が半減すると国民所得や県民所得にも影響がありますし、これまでの仕事が成り立たなくなる可能性もあります。土地価格も下落することになるでしょうし、果たしてどんな時代を迎えるのか予測不可能です。困難な時代環境を乗り越え、先見性を持った経営者でもそう思うのですから、古い話ですが不確実性の時代の再来のようです。
時代を先読みする経営者の話を来週、聞かせてもらう予定です。
和歌山ゴールドライオンズクラブでは、ライオンズクラブが作成した薬物禁止を訴える紙芝居を絵画コンテストに出品してくれている小学校に配布することにしました。ただ紙芝居を配布するだけでは子ども達に紙芝居をしてくれるとは限らないので出前講習を行い、最初のきっかけづくりをしようと話し合いました。
社会貢献活動のひとつとして青少年の健全育成は大きなテーマです。薬物禁止の訴えはライオンズクラブがずっと取り組んでいるテーマであり、和歌山県下にも訴えて行きたいと思っています。新年度のアクティビティとして検討していくことしました。
道路拡幅に伴って発生している問題に対応しました。道路拡幅によって利便性が高まりますが、大規模な拡幅工事の場合、工事期間が長期に及びます。その間、当該地域にお住まいの方の道路の安全性と住環境の確保は大切なものですし、もし工事区間にお店があれば営業権も配慮する必要があります。法的に考えられる最大限の配慮はしているものの、拡幅工事が現実に動き出すと事前に備えていない事態の発生もあり、都度の対応が必要となります。県政は私達の生活の安心と安全を守ることや、私有財産の保全を図ることを目的にしています。平穏かつ豊かな生活ができる環境を整える県政の取り組みの実現に向けた協議を行いました。