活動報告・レポート
2014年6月4日(水)
コミュニケーション力
コミュニケーション力

午前中の懇談会でちょっと素敵な話を教えてもらいました。コミュニケーションの手段として、IメッセージとYOUメッセージがあり、信頼関係を築くためにはIメッセージが適しているというものです。二つのコミュニケーション方法の違いを説明します。

Iメッセージは、自分を主語にして相手にメッセージを伝えるのに対して、YOUメッセージは相手を主語にして相手にメッセージを伝える方法です。

二つのメッセージのタッチは明確に違った表現になります。

子どもの帰宅が遅い時、あなたは心配しイライラしながら待っていました。ようやく子どもが帰ってきました。あなたは玄関先で子どもに向かって言葉を掛けます。

「何時だと思っているの、遅いじゃない。もっと早く帰れなかったの」という言葉を伝える場合と、「帰りが遅いから心配していたのよ。無事で帰ってきてくれて良かったわ」という伝え方があります。

前者はYOUメッセージで後者がIメッセージです。主語を入れて文章を分かり易くしてみます。

「(あなたは今)何時だと思っているの、遅いじゃない。もっと早く帰れなかったの」。

「(私はあなたの)帰りが遅いから心配していたのよ。無事で帰ってきてくれて良かったわ」となります。明らかに伝わり方が違います。

前者の言葉を発せられると、子どもは「少しぐらい遅くても心配することないじゃないか。帰ってきたのにうるさい」と反発します。それに対して後者だと「遅くなって心配してくれていたんだ。次は気をつけなければ」と反省の気持ちになります。

Iメッセージで気持ちを伝えることでコミュニケーションが図れることになります。家族や同僚などとの関係は、Iメッセージで話すことは人間関係構築と信頼関係を築くための有効な手段なのです。

コミュニケーションに関るもうひとつの有効な手段は相手を褒めることです。褒められて嫌な気持ちになる人はいません。「そんなとこはないですよ」だとか「褒めすぎですよ」と言いながらも内心は気持ちが良いのです。褒められて怒る人は変わり者か、日頃から褒められるようなことをしていないので、今後、付き合うことを考え直す必要があるかも知れません。相手を褒めることで、相手は自分のことを認めてくれていると思ってくれるので信頼関係を築くことができます。

Iメッセージと褒めるという行為を常に使って、人とのコミュニケーション力を高め、信頼関係を築きたいものです。

例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会に出席しました。今回の例会の位置づけは模擬例会で、7月からの新体制の役員が例会を運営する模擬の例会です。新会長の真鍋さんが会長スローガンと抱負を語ってくれました。リーダーが抱負を語る挨拶を聞くことは楽しいので私は大好きです。何を目指そうとしているのか、どんな組織にするのか、私達をどこに導いてくれるのかなど、リーダーへの期待が高まるからです。

参考までにスローガンは「共に集い、楽しく語り、楽しく奉仕する」で、理事会と例会は大切な意思決定の場であり、決まったことは全員で力を合わせて実行することを目指そうとしています。

そして新しい試みとして、誕生日を迎えた会員へのプレゼントとして、記念日新聞の配布をしてくれることになりました。誕生日の日の新聞コピーを用意してくれて、その新聞を会員にプレゼントするものです。生まれた日の出来事が当時の新聞の一面のページで分かるので、とても楽しく時代背景を感じることができます。併せて地区ガバナーの方針も説明してくれたので、新年度の方針を感じ取ることができました。

国体実行委員会総会
国体実行委員会総会

紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会の実行委員会総会が開催されたので出席しました。早いもので平成27年は和歌山県で国体が開催される年になります。一年前となりプレ国体競技が始まっている種目があり、本番に向けて準備を加速させる節目の総会にもなっています。

今回は和歌山県選手団の代表選手が登壇してくれましたし、イメージソングの「明日へと」の手話バージョンを披露してくれたので、自然と国体ムードが高まってきました。期待の高まりを感じられたので、平成27年の国体と大会を成功させようという気持ちになってきました。平成26年の長崎国体と大会で好成績をあげ、開催県として迎える来年は総合優勝を果たして欲しいと期待しています。

引越し

毎回、選挙では走り回ってくれたDさんが兵庫県に引越しをすることになり、お別れの挨拶に伺いました。選挙だけではなく、笑顔クラブの会合では盛り上げ役で明るく賑やかに場を楽しいものにしてくれていました。今回事情があって和歌山市を離れることになったのですが本当に寂しく感じています。自宅に伺ったところ笑顔で迎えてくれたので、嬉しくもあり、寂しくもありました。Dさんの笑顔も少し寂しそうな感じがあり、何とも言えない惜別の情を感じました。

人は出会い、そして別れ行くものですが、いつの時も別れは寂しいものです。いつも別れの時は訪れなければ良いのにと思いますが、別れの日が決るとその日に向かって時間は加速していきます。

「向こうに行っても健康で元気にいて下さいね。そして幸せな毎日を過ごしてくれることを願っています」と伝えました。慣れない環境に戸惑うことがあると思いますが、幸せでいてくれることを祈っています。

本当にありがとうございました。雨の日の別れは少し寂しさを感じます。