活動報告・レポート
2014年5月21日(水)
議会報告会
東北支援

帰国後だったので皆さんとの打ち合わせなどで時間を費やしました。仕事が待ってくれていることは有り難いことだと感じています。

最初は東北の復興支援についても打ち合わせを行いました。東北支援のために6月に入ると相馬市に防災用品を届けに行きます。その他にも雇用と経済で支援できることを打ち合わせしました。今日、東北で復興支援をしている皆さんが来てくれて現状も聞かせてもらいました。復興はまだまだ途中という段階で、長い年月を掛けながら元の場所に戻れるようになりたいと話してくれました。被災地では身体的苦痛の時期から精神的苦痛の時期を迎えています。風評被害に代表されるように生産物が県外で売れないことや、言葉にできない話を聴かされることもあるようです。心のない言葉はいつまでも被災地の皆さんの心を叩きます。和歌山県は東北を忘れていませんから、相馬市に続いて支援を続ける取り組みをしたいと考えています。

被災地への生産工場の設置やひまわりバンクの取り組みなどによって、継続した関わりをしていきたいと考えています。

献血活動

和歌山ゴールドライオンズクラブの献血活動に参加しました。昨夜からの雨と少し肌寒い気温だったことから人通りが少なく献血に協力してくれる人も少ない状況でした。それでも協力してくれる方々がいたことに感謝しています。寒い中ですが献血の呼び掛けをしたところ協力してくれる人がいることは嬉しいことです。献血の呼び掛けは私達が参画できる社会貢献活動です。ライオンズクラブとしては、新年度においても献血活動に力をいれていくことにしています。

議会報告会

夕方から準備をいただいて議会報告会を行いました。参加してくれたのは約20名の皆さんで、三年前からの県議会活動について報告させてもらいました。主な報告内容は次の通りです。

皆さん、改めましてこんばんは。大切な時間をいただいた報告会をさせてもらうこと感謝しています。三年前に皆さんから県議会に送り出してもらってから任期満了の時期が近づいてきました。この間、少しでも県政発展のための取り組みを行っていると自負していますが、活動の一端を紹介して報告とさせていただきます。

まず三年前から国の課題と県の課題で一致する出来事がありました。例えばエネルギー問題は国策のため国会で議論されるべきテーマでしたが、今では和歌山県でも議論されています。元来、和歌山県は原子力発電所の立地県ではありませんし隣接県でもありません。そのため県議会においてエネルギー問題は関心外のテーマであり、さほど議論されることはありませんでした。しかし現在は違っていて、立地県でなくてもエネルギー問題は県民の皆さんの関心事項になっていることから県議会で議論する対象となっています。

賛否はありますが、和歌山県経済の活性化のためにエネルギーの安定供給は必要条件であり、安心して使えるだけのエネルギーがあることが関西広域連合と和歌山県にとって必要なことです。和歌山県では二つの火力発電所が立地しているのでエネルギーの輸出県でもあります。安定したエネルギーを関西一円に届けられているのは和歌山県に発電所があるからです。エネルギーの輸出県が関西のエネルギーの安定供給のための方策が必要だと提言しているのに、電力を輸入している府県が、経済状況を考えないでエネルギー問題を否定するような言動をしていることは理解できません。

関西発展は元より、関西地域においてエネルギーを必要なだけ利用できない状況にあることは懸念すべきことです。少なくとも和歌山県はエネルギー問題に対して前向きな議論が交わされる議会でありたいと思っています。事実、そうなっていることを報告したいと思います。

東日本大震災以降、エネルギー問題、再生可能エネルギーの問題、既存の発電所の活用や新規電源の可能性などの議論を交わすべきです。わが県がエネルギー問題に対して理解していることや将来に向けた動きをしていることも報告させていただきます。

エネルギー問題を取り巻く状況は変化していますが、王道を走り続けていれば道は開けると考えています。私達の立場を理解していただき、社会貢献活動に積極的な参画をお願いして、東北と和歌山県がこれからも結ばれることを祈っています。

その他

二つの懇親会に参加しました。日程が重なったのですが予定を詰めて参加し、皆さんと話し合うことができました。若手が社会貢献活動のあり方について企画いているので、その結果を待ちたいと思います。