活動報告・レポート
2014年4月27日(日)
花いっぱい総会
花いっぱい総会

NPO法人花いっぱい推進協議会の平成26年度総会が開催されたので出席させていただきました。この団体の活動は素晴らしいものがあります。JR和歌山駅前のロータリーの花壇の管理を始め、和歌山市内の国道や主要道路の花壇の花植えや管理を行っているボランティア団体です。毎月どこかで花に関する取り組みを行ってくれています。会の皆さんが熱心なことと森川理事長の強いリーダーシップによって上手く運営されています。

理事長の挨拶は今回も学ぶことがありました。最初に心を柔らげたいと話を切り出してくれました。人は感情の生き物ですから感情に支配されることがあります。そんな中においても怒りの言葉を捨てて観察の言葉で話したいと話してくれました。上手く行かなかった事例があれば、そのことを責めるのではなくてそんな事態に陥った原因を本人に悟らせることを目指した言葉を伝えよう心掛けているということです。人を批判することなく、行動を観察することで失敗を繰り返さないようにアドバイスを行うことを活動の基本としているのです。 

観察の言葉は相手に対して、「どうしてこんな事態になったのか、その前後を思い出して考えてみましょう」という会話から入ることになります。例えば不注意から怪我をしたとします。直接の原因は転倒して足に怪我をしたということであっても、真の原因は違うところにあるかも知れません。怪我をする直前に嫌なことがあって、そのことを気にしていたため転倒したとすれば、真の原因は転倒する直前の嫌な出来事だといえます。同じことを繰り返さないためには、嫌だと感じる人との会話の方法を学ぶことや、可能であればその人と接触を避けるなどの対策を講じることで、怪我をした原因から離れることができます。

怒りの感情からは冷静な原因分析と対応策を見つけることはできません。観察する視点を持つことで失敗を繰り返さない方法を見つけることができるのです。失敗を繰り返さないためには自分の内心を自分で見直すことが必要なので、観察の視点は自分の行動においても役に立ちます。

そしてこのNPO法人の平成26年度の活動のモットーは、話をすること、食べること、動くこと、そして笑うことです。この四つのことを活動の基本としているので、皆さんとも元気に総会に参加してくれています。楽しい会合を心掛けているので参加者が多いのです。100パーセント実行しようとするから活動が嫌になるのであって、会員の中でその仕事をできる人がやったら良く、できない人が無理に参画する必要はありません。違う場面でできることがありますから、得意分野の役割を担ってくれることがチーム力を高めることになります。

そしてこの総会で挨拶をさせていただきました。

皆さん、こんにちは。平成26年度の総会も楽しい雰囲気で進められていることを嬉しく思います。今回も素敵なカラー刷りの議案書が完成しています。昨年の総会でも話したと思いますが、この議案書はカラーで豪華なので、経費削減を目指すならモノクロで良いですよと話しました。それで議案の主旨は十分伝わりますからと役員さんに話をしたのでが、その答えは、総会の時は元気よく華やかで話し合いたいので、花の写真をカラー印刷することにしていますと答えてくれました。なるほど、花の写真はカラーで印刷される方が華やかだと思います。今回の総会でも素敵な花の写真が議案書を飾ってくれていますから、新しい年度も頑張ろうという気持ちになります。

そして森川理事長の言葉にはいつも学ばせてもらっています。怒りの言葉よりも観察の言葉を使うようにしているというメッセージは心で受け取っています。人生の先輩としてこのNPO法人から学びを得ています。強いリーダーシップが会をリードしてくれています。本年度の活動は紀の国わかやま国体のボランティア活動として花をプランターに植える取り組みを実行することにしていますから、会員の皆さんの協力をお願いいたします。

国体に向けてのプランターでの花の育成に関しては、昨日、下津に行って下津駅の花壇の管理を行っているNPO法人の総会に参加した中でも話がありました。和歌山県開催の国体を支援するためにも、町を花でいっぱいにしようと活動しています。こうした花の育成に取り組んでいる和歌山県内のNPO法人とも、希望があれば連携を図りたいと考えています。

平成26年度は花に関する活動が展開される予定ですから、活動日程が詰まって行きますが、それだけやり甲斐がありますし、責任を感じながらの行動は楽しいことも秘めています。本年度も皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。本日はありがとうございます。

シャンソン発表会
シャンソン発表会

和歌山市民会館でシャンソン発表会が開催されました。橋本佳代先生主催のシャンソン教室の皆さんが舞台で活躍してくれました。シャンソンを習っている皆さんの、1年間の練習の成果を披露する発表会になりました。シャンソンは人生を歌い上げるものですから、年齢を重ねている人が感情を込めて歌うことができます。奥深く味わいのあるものがシャンソンです。今日の舞台では、人生の出来事やこれまで歩いてきた道のりなどを歌い上げてくれました。歌詞が同じであっても、歌う人の個性によって歌そのものが違ったものに聴こえます。一人ひとりの個性によって歌い方が違うことがシャンソンの魅力なのです。

シャンソン発表会

次回は7月6日の和歌山巴里祭です。今日の思いをそのまま巴里祭に持ち込みたいと考えています。

実行委員会

本年度、発足から10周年を迎える経営者がいるので10周年記念式典を計画中です。先生を交えた実行委員会を開催しました。先月実行委員会を発足させてから、二度目の委員会になります。案内文、役割分担、名簿の確認、当日の運営方法など、委員会で話し合いました。8月17日の記念式典は楽しい企画になりそうです。

楽しいメンバーとの会合時間は過ぎる速度が速いものです。大型連休明けにも会場の下見や役割の整理を行いたいと考えています。