活動報告・レポート
2014年4月10日(木)
狭隘な道路
経費節減

多くの事業所では、平成26年4月からの消費税増税や値上げに関して経費節減に取り組んでいます。経費節減と光熱費の削減は経営上の課題となっていることから、現場の実態を把握するため福祉施設をお邪魔しました。4月分の経費は5月にならなければ全てを把握することはできませんが、今の段階から対策を講じようとしている経営者の姿勢を感じています。必要なものに対しての支出は必要ですが、無駄なものへの支出は見直しを図るべきです。無駄と言っても無駄遣いをしている事業所はありませんから、今までは必要と思っていたものへの視点を変えて、必要性が乏しいものについては経費削減の対象に仕分けることになります。その視点から意見交換を行いました。

まずベースとして支出している経費の見直しは最初にすべきことです。ベースをカットするだけで毎月の支出は根本的に変わりますし、本日の事例から考えると消費税増税分の削減は可能になることもあります。意識を変えること、ランニングコストを削減するために必要な最低限の設備投資を行うことなどの提言を行いました。来週以降、具体的な話し合いを行いますが、少しでもお手伝いができるなら嬉しいことです。

狭隘な道路
狭隘な道路

和歌山市内にある狭い道路の現地調査に伺いました。自治会の皆さんからの問題提議があり伺ったものです。問題は県道から当該地域へ進入する道路が狭くて、しかも緩やかなカーブになっているので見通しが良くないことです。進入路を過ぎた途中辺りからは道幅が少し広くなるので、進入路の一部分の狭隘が地域の問題となっています。

日常生活における車の対向も問題ですが、それよりも大きな問題は消防車や救急車が進入できないので迂回する必要があることです。大回りをすることで10分以上は緊急車両の到着が遅れることになります。火災発生時や急病人への対応などに問題があります。

最近の消防車は大型化が進んでいるので、昔からの道路幅では進入できないことになっています。この地域でも高齢化が進展していることから、緊急時への対応の必要性が高まっていますし、日常生活における不安を抱えているようです。この生命や財産を脅かすかもしれない不安を解消することも行政の仕事のひとつです。

緊急車両が進入できない道路の問題を解消するための話し合いをしましたが、地元だけで解決できることにはなりません。どうしもて行政の支援が必要なので、協議を始めたいと考えています。

和歌山市には幹線道路から少し入ったところで突然狭くなっている道路があります。高齢化の進展と共に考えるべき問題だと認識しています。

経営計画

平成26年度に新規事業を考えている経営者と話し合いました。既存の分野は好調な間にもうひとつ柱を打ち立てたいと考えているからです。新しい事業部門を立ち上げることは大変なことですが果敢に挑戦しようとしています。事業計画と資金計画、そして将来得られる利益の算定などの経営分析を行っています。そこに立ち上げ段階に際して、行政の支援を受けられないかというものです。中小企業支援は和歌山県の大きな施策であり、中小企業の振興を図ることを目的にした条例も制定しています。必要な支援ができるような施策や考え方について話し合いました。

その他
  • 後援会の打ち合わせを行いました。今月の役員会議に備えての準備と、来月の活動予定に対する備えのためです。役員会に備えて来週もスタッフによる打ち合わせを予定しています。
  • ライオンズクラブによるアースデー行事について、市長の出席や取材の依頼など最終確認を行いました。
  • 和歌山ゴールドライオンズクラブの新年度の行事計画案を作成しました。昨年度に引き続いてのこばと学園との共同農園の取り組みに加え、理事会で要望のあった清掃活動による地域貢献などを行事計画に付け加えました。次回、理事会に提案することにしています。
  • 地元自治会の新年度の行事計画を作成しました。自治会活動の基本は同じですが、会員参加の地域防災対策の実施を検討しているところです。