活動報告・レポート
2014年4月7日(月)
癌と闘う
癌と闘う

現在、癌と闘っている方の話を聞かせてもらいました。この方は体調が優れないことから病院で診察を受けたところ癌を宣告されたのです。予期していない宣告に真っ暗になったと言います。医師からは「何ヶ月か分からないけれど治る見込みは少ない」という宣告に対して、「このまま治療を続けても希望が見えない」と思ったそうです。それでも抗がん治療を受けたところ、気分が優れないこと、髪の毛が抜け落ちること、食欲が減退すること、血管が硬直化したことから点滴や採血が苦しくなったことなどを話してくれました。

続けて抗がん治療を受けても苦しいし希望が持てないことから、これからの人生を諦めかける直前にまで行ったのです。そんな時に友人からの電話があり、話を交わしたそうです。友人との話で再び人生に期待を持ちたいと思うようになり、治療に通院するようになりました。以下は、私が話を聞いて主旨をまとめたものです。

「医師の話は専門的な治療方法を伝えてくれるのですが、そこに希望を見つけることはできませんでした。希望が無ければ治療を続ける気力は萎えてきます。もう人生は終わりなんだと思っていたところ友人が電話をくれたのです。塞ぎこんで話をしたところ、励ましや支援する言葉をくれたので、再びやってみようという気持ちになりました。医師の話には希望は見つけられませんでしたが、友人の話から希望を見つけることができたのです。人はただ生きるために治療を続けるのではなくて、人生に希望を見つけるために闘病に立ち向かうことができるのです。励ましの言葉、応援してくれる言葉に希望がこもっているから立ち向かうことができるのです。治療方針を伝えられても、どんな治療をしたらどんな結果が期待できるのかを聞いても、そしてこの治療が効かなかった場合は、また次の治療方法があるので心配いらないと話されても、その言葉には希望を感じることはできません。専門家でない人の言葉に希望を見つけられるのですが、癌と闘う人にとって必要なことは、専門的な解説ではなくて希望を持って治療に挑む気持ちにさせてくれる言葉です。今は希望を持って治療を受けています」という主旨の話してくれました。

素晴らしい姿勢に感動しました。人は希望があるから生きられるのであり、希望があるから厳しくても、辛くても頑張れるのです。病気の治療をするのは直接的には医師ですが、心に希望を灯すのは友人達の言葉なのです。

話をしていて感動すると共に、人生には希望があるから素晴らしいと思いました。希望を抱えて生きられることに感謝したいものです。

国体と大会

紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会の宿泊や輸送に関する話を聞かせてもらいました。特に和歌山市に競技が集中していることから、宿泊と輸送が大きな課題となっています。計画を策定している中で解決に向かっていると聞いていますが、現状と今後が気になります。国体の場合は宿泊場所が会場から離れていてもまだ大丈夫だと思いますが、紀の国わかやま大会の場合は、宿泊場所と会場が近接の距離にあるべきです。宿泊計画を含めて課題解決に向かえるように取り組んでいます。

懇親会打ち合わせ

今週末に開催する、和歌山市にある友ヶ島の観光案内冊子の出版記念パーティの打ち合わせを行いました。準備を進めてきた出版記念パーティが今週末に迫ってきたからです。作者と司会者と三人でパーティの進行などを確認していきました。進行表に基づいて内容の詰めを行ったので、後は当日を待つばかりです。

その他
  • 紀伊風土記の丘で花見を計画してくれていたので参加しました。参加者は15名でしたが、ゲームや参加者同志の交流機会があり、主催者が楽しい企画をしてくれました。比較的暖かくて、少し寂しくなった桜の花を送るような花見となりました。
  • 今月から小学校の先生として赴任することになった人が訪ねてくれて、抱負を語ってくれました。言葉の中に夢や希望、そしてこれからの抱負の言葉が込められていると、気持ちが良いものです。お互いの交わす言葉の中に、そんな言葉が散りばめられるからです。
    新しい季節の旅立ちに期待しています。