活動報告・レポート
2014年4月4日(金)
議会報告会
シルバーユニオン笑の会
シルバーユニオン笑の会

和歌山市内を拠点に活動しているシルバーユニオン笑の会の本年度の総会が開催されました。昨年の活動報告と決算、新年度の予算案と活動予定が執行部から提案され全て承認されました。今年の主な活動としてホタル鑑賞会、会員の講演会、大阪への研修旅行が予定されています会員の皆さんはそれぞれの立場で活動しているので、4月の行事案内などをいただきました。楽しい交流機会になる総会でした。

私からは和歌山城の枝垂れ桜が満開になっていることを伝えました。これは平成25年6月13日にニードル農法の施術を行った枝垂れ桜で、今年は例年以上に鮮やかな花が咲いています。和歌山城の入り口付近にはふたつの枝垂れ桜がありますが、ひとつはニードル農法を施術し、もうひとつの木には施術しませんでした。ふたつ枝垂れ桜の開花の違いを確認するためです。一年後の今、ふたつの枝垂れ桜の咲き方の違いが分かります。

枝垂れ桜が元気になっているので見て欲しいことを話しました。そして桜の季節の和歌山城が賑わっているように、和歌山市も賑わいを作れるように私達で活動していくことを伝えました。シルバーユニオン笑の会のように行動的な皆さんは評論するだけではないのですが、自分は行動しないで評論するだけの人がいます。結果が出された後に評論することは誰にでもできることで、かつ容易いことです。結論を出すために行動している人が素晴らしいのであって、評論だけの人はたいしたことはないのです。

本年度もシルバーユニオン笑の会は行動する組織でありたいものです。

議会報告会
議会報告会

和歌山県内の組織の役員の皆さん、約100名が集まった研修会にお招きをいただき、議会報告を行いました。熱心に聞いていただいたことに感謝しています。

県議会に送り出してもらった平成19年6月から平成26年2月県議会までの本会議と委員会での取り組みを紹介し、議員活動とは何をしているのかを知ってもらいました。その中で2月県議会でも取り上げたエネルギー問題に焦点を絞り込んで説明を行いました。

エネルギーの問題と言ってもたくさん課題はあり、主に、夏と冬の電力不足、計画停電への備え、原子力発電所の再稼動、再生可能エネルギーの状況、中でも海流発電は和歌山県の産業にまで発展させられたら有望であることなどを中心に説明したものです。

これから社会を支える若い役員さんがたくさん参加していたことから、参加意識を持つことが社会を動かせることも伝えました。社会や会社には意思決定機関というものがあります。意思決定機関のメンバーに入らなければ、自分たちの意見は参考意見に過ぎないので残念ながら意思決定に大きな影響を与えることはできません。しかしどうしても機関の中に参画して意見を述べる必要があります。自分の思いを実現させたければ意思決定機関で意見を述べ、時間が掛かるけれどもメンバーを説得していくことが必要です。勉強と仲間、熱意と時間を掛けなければ、社会で大きな成果は得られないと思うべきです。

フィールドに出てプレイすることで試合を動かすことができるのです。観客席で野次を言っていることは楽しいことですが、責任がなく、またプレイヤーではないことから直接的に試合を動かすことはできません。勿論、試合は応援してくれる人がいるから力を発揮できるのであって観客もプレイヤーですが、プレイヤーと同じ気持ちになり、同じ気持ちで戦う人が応援団だと思います。

選手や応援団の頑張りを知らないで、野次や批判をするだけで自分が楽しむだけの人は試合に影響を与えることはできませんから気をつけたいものです。若い皆さんはできれば意思決定できるプレイヤーでいて欲しいものですし、そうでなかったとしても応援団として試合に参加して欲しいものです。自ら責任ある立場に関れることは辛いけれど楽しいことですし、結果を出せる一員になることは大きな喜びになります。

議会報告会

組織の役員という立場はなりたくてもなれるものではありません。選ばれたことで役員になっているのであって、選ばれるということは日常の行動や考えが認められているということです。その自覚と責任を持って意思決定できる中で活動すること。それがやりがいであり、本当に楽しいことだとも思います。

議会報告会の後に研修会に参加している全員と交流機会を持ちました。皆さんから意見を聞かせてもらいました。「是非、4月か8月に私達のところに来て下さい。今日のような話をみんなに聞いてもらいたいと思います」、「活動していることがとても良く理解できました」という話もいただきました。心で喜びを感じることができた交流会となりました。