活動報告・レポート
2014年3月30日(日)
孫市まつり
写真展
写真展

三田フォトクラブ写真展に行ってきました。今回も力作揃いで、会員の皆さんがそれぞれ三点の作品を展示していました。会員の方と話をしたところ、展示していない作品の中にも自信作があり、その一部を拝見させてもらいました。展示作品にすべきかどうか迷った末に今回の作品を選んでいることを知り、ひとつ作品の裏側には隠れた作品が存在していることが分かりました。当然のことですが展示会に出すためには1分の1ではなくて、10分の1以上の中から選択しているのです。作者にすれば全ての作品に愛着があるので全て観てもらいたいところですが、三点に絞って展示しています。

写真はパソコン上で見るのと四つ切にして見るのとではイメージは違いますから、引き伸ばして良く見える作品を展示しているようです。一年集大成として三作品を展示していますが、一年間の皆さんの活動を拝見したような気がしています。

皆さんと作品鑑賞の楽しい時間をいただいたこと感謝しています。

孫市まつり
孫市まつり

第10回孫市まつりに行ってきました。朝からの雨と風によって開催できるかどうか心配しでしたが、雨天の中実行しました。そして雑賀衆が会場入りするお昼には天気が回復していました。会場は雨天にも拘らず多くの人が集まり、本格的な雑賀衆の演舞を鑑賞しました。

雑賀孫市役はハリウッド映画「ラストサムライ」にも出演したリー村山さんで、織田信長との戦いを演じてくれました。歴史上、雑賀孫市の郡軍は自分たちの自治を守るため織田信長軍と戦っていますが、この戦いは引き分けに終わっています。戦国最強で天下統一を図っていた織田軍が10万人の兵と共に紀州に攻め込みました。迎え撃ったが雑賀衆です。

孫市まつり

当初、争いを避けたかった孫市は織田軍と和解することを望みましたが、民衆の希望により織田軍と戦うことを選択しました。人数の上では圧倒的に不利だったのですが、孫市の飛びぬけた力と結束力で紀州の自治を守ります。そんなストーリー展開を楽しみました。織田信長は日本を近代化に向かわせたとても大好きな人物ですが、紀州の雑賀孫市も住民自治の政治をしていたとされる大好きな人物です。そんな二人の戦いの様子をリー村山さんと太秦の映画村から来てくれた役者の皆さんの演技を見られるのですから、孫市まつりの凄さが分かります。

今回は10回を記念して和歌山県知事も会場に来て盛り上げてくれました。

写真展

そして孫市といえばロックバンド「ザ・ビート」の岡村康司さんです。持ち歌の中で雑賀孫市の歌を歌ってくれています。孫市に対しても和歌山市に対しても熱い思いを持っています。孫市と歌で和歌山市を盛り上げたいと熱く語ってくれました。勿論、ザ・ビートの岡村さんの唄も聴かせてもらいました。オープニングの盛り上がりで心を昂ぶらせくれ、そして演舞の終わった後の演奏に心が打たれました。

もう一人、太秦から来てくれた中野監督は、雑賀孫市は全国に対して和歌山市を訴えられる歴史上の人物であることから毎年、孫市まつりを支援してくれています。テレビ歴史街道でも、雑賀孫市を取り上げるために尽力してくれましたし、孫市まつりに京都や三重から出演者を引っ張ってきてくれています。和歌山市の良さを県外に向かって伝えてくれています。もうひとつ、「エルトゥールル号」の映画化に期待を寄せてくれています。この物語は映画にして後世に語り継ぐべきもので映画化を応援してくれています。

写真展

孫市まつりを通じて関係する皆さんと和歌山市の活性化について話すことができました。出演された皆さんお疲れ様でした。