教育のあり方について議論を交わしました。学校は子どもに勉強を教える場所であり、社会で通用するために人を育てることも目的です。そのため子どもを励まし、応援する姿勢を教師に求めたいところです。ところが子どもの考えや言葉を否定する教師もいることを聞きました。「子どもが自信を無くしている」、「頑張って学校に行っているけれど、もう行きたくない」ということを両親に話していることを知りました。学校教育は勉強などの進捗も大切なので学習速度も気にしなければならないことは理解していますが、その速度に適応しない子どもの言葉を否定することはいただけません。子どもを伸ばすこと、学校が楽しいものであること、教師との付き合いを通じて学び、大人の社会へ適応することなども教育です。
「結果を見ているのでその過程は関係ない」と教師から子どもに話があったことも聞きました。結果に至る過程はとても大事なことだと思います。過程を評価しないで結果だけを求める教育は不適切ではないかと思います。結果も大事ですしその過程も大事であることを教えて欲しいと思います。
子どもの成長はそれぞれ違いますから、一括りにしない公教育を望んでいることを伝えました。
予算特別委員会の審議に入っています。東京オリンピックや日本で開催されるラグビーワールドカップの時に、和歌山県内でキャンプを張ってもらう取り組みなどの質疑が交わされました。県内への誘致は定期的に行き来するなど長い付き合いの積み重ねが大切なこと、そして人間関係を大切にすべきという意味の回答がありました。国際間の付き合いに関わらず、何かを成し遂げるためには人間関係の構築と時間の積み重ねが必要です。東京オリンピックには世界各国が日本に来ますから、和歌山県と親交のあるトルコやデンマークなどの国が和歌山県内にキャンプを張ってくれることを期待しています。
来週月曜日は予算特別委員会二日目の審議となります。
細胞の生まれ変わりについて話を聞きました。人の細胞は28日で新しくなり身体の全ての細胞が変わってしまうのです。そのため肌は初々しく健康でいられるそうです。よく言われることですが、一ヶ月経てばそれまでと別の身体になっているので、違う生き方ができる可能性があるというのは、この細胞の入れ替わりと関係しているようにも思います。
但し、28日で全ての細胞が生まれ変わるのは生後の赤ちゃんで、生きていると細胞の生まれ変わる期間が長くなって行きます。1歳になると28日プラス1日で、29日で細胞が生まれ変わるサイクルとなります。20歳だと28日プラス10日なので38日で生まれ変わります。
では50歳になると、28日プラス50日のため、細胞が生まれ変わるのに要する期間は78日となります。肌に瑞々しさがなくなったり、怪我をした時、治り難くなるのはそのためです。細胞が生まれ変わるのに二ヶ月以上も要するということは、身体が老化しているということにもなります。
人は生まれた瞬間から老化との戦いが始まっているのです。ストレスや飲酒、それにタバコは細胞の老化に関係するとも聞きますから、健康的な日常生活を過ごしたいものです。
- 大阪市から来てくれた経営者との懇親会に参加しました。お隣の和歌山市が停滞していることを残念に思い、いつも応援してくれています。「片桐さんが頑張らなければ和歌山市の明日はないですよ」と激励されています。
- 小学生低学年の子どもを中心とした教育に関する打ち合わせ行いました。基礎学力の土台を作ることが将来のために必要ですから教育を携わる皆さんの意見を聞かせてもらいました。