平成26年3月5日の水曜日に予定している一般質問の通告を行いました。質問は2項目でその内容は次の通りです。
- 都市空間の再構築戦略について
(1)和歌山市の都市再生の推進、実現に向けての来年度新政策の取り組みと、和歌山市が策定した「まちなか再生計画」との関連について
(2)JR和歌山駅前の再開発に係る支援制度と南海和歌山市駅前の活性化に向けた取り組みについて
(3)和歌山南スマートインターチェンジ付近の都市計画の見直しについて - 海洋再生可能エネルギーについて
(1)和歌山県における海流発電の可能性について
(2)今後の課題と地域振興策及び実用化までのタイムスケジュールについて
以上の内容を通告したので、明後日の登壇に向けて準備を整えます。
また同僚議員による一般質問が行われました。中でも和歌山市の都市計画道路の見直しについての議論は興味深いものでした。都市計画道路の見直しを図るに当って市民の皆さんからの意見を求めることにしています。そのため和歌山市が策定した見直し案が示されていますが、市民の皆さんの意見を聞いてから決定するため細かな議論に入れないということでした。議会は県民の皆さんから信託を受けた議員が議論を交わしていますから、当局は議論を踏み込んで欲しいと思いました。
教育問題について議論を交わしました。教育とは子どもの能力を伸ばすためにあるもので、教師や大人のために実施しているものではありません。頑張っている子どもを応援する、伸ばしてあげることを目指すのが教育だと思います。学校や教師は子どもの指摘に対して腹を立てるのではなくて、子どもがそう感じているのであれば検討する姿勢も取って欲しいと思います。子どもが言っていることだと軽く扱わないで、言葉の隅にある思いや反抗するなどの態度の裏側ある心を理解して欲しいと思うのです。
いつもと違う態度や行動があれば、そこには何か訴えたいメッセージが隠れていると思って向き合うことも必要です。
そして人生の分岐点を迎える春は、子どもにとっての試練となります。試練に立ち向かう子どもを応援する大人でありたいのです。試練に立ち向かっている子どもは、その場から成長しようとしているのです。大人はとっくに忘れてしまっていますが、試練に立ち向かった経験を私達も有しています。反抗していることに対して、押さえつけるのではなくて成長を応援する気持ちで接したいものです。
気を付けるべきことは、書類や調査報告書を読んでも子どもの本心は分かりませんし、事象を起こした子どもの考え方は分からないのです。報告書は大人が作成してものであり、子どもと信頼関係にない者が書いたとすれば、意識していなくても主観が入っているかも知れないのです。問題があった場合、直接、本人と話をすることが核心に触れる鍵となります。
最後は、子どもを育てようとする気持ちがあるかないかにかかっています。大人が突き放すのは簡単ですが、それをすると次の機会も失われる恐れがあります。挫折をばねに変えて立ち上がるためには、その子に社会を揺るがすような問題ではないので、気にしないで新しい環境で勉強を頑張ることを教えることです。子どもの人格を否定するような行為をしない大人でありたいものです。
地震などの自然災害で倒壊危険個所と思われる地域の安全確保について話し合いました。そこに暮らす人が、危険と感じているフェンスを撤去することで解決することになりました。危険と感じて生活をすることに不安を感じていたので、安心できる環境が保たれることになります。県政は皆さんの安全と安心を守ることが使命のひとつなので、実のある県政が前進していることを感じました。