活動報告・レポート
2014年2月22日(土)
役員会
役員会

後援会役員会を開催しました。1月の開催はお休みしたため、今年初めての開催となりました。役員会では最近の活動報告、現在開会中の平成26年2月県議会定例会について報告いたしました。また上半期の後援会活動について検討いました。

報告事項は、和歌山県が取り組みを検討している海洋発電やメタンハイドレードの調査、和歌山市の都市計画道路の見直しについて取り上げました。

海洋発電という新エネルギーについては天候や時間帯に左右されないで比較的安定にしたエネルギーが生み出せるもので、事業化の可能性について検討されることになります。またメタンハイドレードが有望になると資源産業が和歌山県に誕生することになります。まだ存在していない産業なのでどのような姿になるのか分かりませんが、わが国にとっても、和歌山県にとっても歓迎すべきことです。

問題は現在採掘されている天然ガス、これから実用化を目指しているシェールガスと比較して高コストにあることです。採掘技術が確立されても、これらの資源と対抗しないことには市場を確立することはできません。コストを下げることに成功するか、天然ガスなどの資源価格が高騰し、優位性を確立できない状況になった場合に実用化が進むことになります。この次の世代がシェールガスだとすれば、メタンハイドレードはその次の世代のエネルギーという位置付けになります。早くて10年先、20年先のエネルギーとだという考え方で開発に向けた取り組みをしたいところです。

和歌山市の都市計画道路の見直しについてです。和歌山市の都市計画道路は昭和40年代に計画が決定された後、その後全く整備されていない区間があります。都市計画道路に指定されている土地は建築制限が課せられていることから、開発されないのであれば見直しをすべきことです。

そして昭和40年代から時間が経過しているため、当時の予測と比較して、人口の減少や自動車の交通量の変化、他の都市計画道路の整備が進んでいる場合は必要性が薄れているなどの環境変化があります。そのため必要性が薄れた道路や、これからも計画の進捗が難しいと思われる道路は計画を廃止するなどの見直しをしました。 

計画が決定している都市計画道路は46路線ありますが、改良済路線と事業中で全線開通予定の道路を除いた見直し対象は31路線あり、今回廃止を検討しているのは21路線となっています。廃止割合は全体の26.9パーセントとなっています。

その内訳は、全区間を廃止する路線は14路線で42.5km、一部区間を廃止する路線は7路線で9.3kmとなっています。これから都市計画道路の見直しについて和歌山市のホームページで公表し、皆さんからの意見を募集することにしています。

訪問活動

県政などに対する皆さんの意見を聞かせてもらうため、皆さんの自宅への訪問活動を行いました。寒い中にも関わらず応対していただいた皆さんに感謝しています。

そして今回、Iさんの自宅も訪問させていただきました。Iさんは白血病との闘いに打ち勝って先週退院されました。発病が発覚してから半年余りの闘病生活でしたが、見事克服したのです。治療の途中、厳しい時期もありましたが、常に希望を持って、明るく前向きに、そして友人との会話と励ましによって完全勝利を果したのです。

闘病生活での考え方や取り組み方を聞いていると、氣力が身体から白血病を追い出したと思えます。心が病に負けてはいけないのです。そして入院中も下を向くことなく、日常生活と同じ習慣を続けました。朝起きて新聞を読む、読書をする、友人と語り合う、日記を書くという日常と同じ動作を続けたのです。

その結果、完治したと伝えられたので先週、病院を退院したのです。元気な姿に接し、じっくりと話をさせてもらい、こちらが元気を受け取りました。気がつけば、約2時間もお邪魔したことになりました。身体への負担を思うと心配もしましたが、Iさんは「もし片桐さん達が来てくれなかったら、この2時間は一人でじっとしていたことになっていました。退屈で仕方なかったので、良く来てくれて、長い時間、話の相手をしてくれたことに感謝しています」と答えてくれました。

どんな時でも常に前向きな考え方です。道路の角を曲がり終えるまで、自宅の前に立って見送ってくれました。とても気持ちの良い訪問になりました。