活動報告・レポート
2014年2月18日(火)
重点施策説明会
重点施策説明会
重施策説明会

平成26年度各部局の重点施策説明会が開催されました。新年度の重点施策と新しい施策を中心に説明を受けました。いよいよ新しい年度が始まる期待を感じています。

平成26年度は安全と安心、未来への投資が政策の柱となる考え方です。安全と安心は、防災と減災対策の推進、地域医療体制の充実、がん対策の推進、高齢者が安心して暮らせる社会の実現、そして切れ目のない少子化対策の推進が主な取り組みです。

未来への投資は、紀の国わかやま国体・大会に向けてスパート、中小企業の育成、農地集約化の促進、都市の再開発、幹線道路ネットワークの整備、教育と文化の振興が主な取り組みです。

この中で魅力ある地域づくりと安心な暮らしの確保の項目で、都市空間の再構築戦略の推進として1000万円の予算案がありますが、それを取り上げて紹介します。

その内容は都市再生の推進として、ターミナル駅や県庁周辺地域の再開発、エリアの活性化に向けた調査を和歌山県で実施することにしています。そこから中心市街地の活性化や遊休不動産の活用、にぎわいの創出を図ろうとするものです。

また計画的なまちづくりの推進として、市町と連携して都市計画の見直しに向けた土地利用案を和歌山県主導で策定する施策があります。この施策の狙いは、都市の無秩序な拡大や店舗、工場、住宅が無秩序に混在していること、そしてミニ開発の乱発による農地分散を防止することにあります。インフラの整った中心市街地の活性化を目指した取り組みを実施する考えが表れています。

そして平成26年度当初予算は5,681億円で、平成25年度と同規模の予算編成ですが、公共投資予算は1,178億円で、対前年度比34億円の増加でプラス3パーセントの予算規模になっています。

明日開会する平成26年度2月県議会定例会で、これらの重点施策と予算案について審議と議論を交わすことになります。

生還

白血病と戦っていたIさんが完全退院し訪ねてくれました。これは本当に嬉しい出来事です。白血病との闘いに勝ち、もう大丈夫だと病院から言われ退院できたのです。一時期は大丈夫かなと思ったこともありましたが、精神力で克服したことに感動しています。

病気に勝てたのは、とても明るいこと。お見舞いに来た人が多く、皆さんと楽しい会話を交わしたこと。病気に負けない心の強さがあること。必要以上に病気のことを気にしないこと、などの要因があったからだと思います。

お見舞いに来てくれた友人が多く、病院側から「命の問題であることを自覚して下さい」と注意を受けたこともあると聞きました。しかし友人と明るく希望の持てる話を交わしたことが、不安な心を安定させ、病気と闘う力になったと思います。

「一度は無くしかけた命なので、いただいた生命で思い切り生きたい」と話してくれました。そして「友人の存在がかけがえのないものだと感じました。これからは友人にお返しをしたい」とも話してくれました。

危機から生還したIさんの明るく響く言葉は私たちに感動を与えてくれました。偶然、一緒になった皆さんと共に話し合い、笑い合いました。そして一緒に昼食のお弁当をいただくことにしました。ワンコインのお弁当がこれほど美味しいものかと思いました。Iさんは「昨年は、退院しているときは、みんなと一緒にこのような笑顔でお昼を食べることができるとは思ってもいませんでした。夢にもみんなと一緒のこんな楽しい場面を思うことはできませんでした。もうこんな瞬間は訪れないと思っていたので、本当に嬉しい」と話してくれました。

これらの命の重さを感じる言葉は心に届くものでした。本当に嬉しい昼食の一時であり、楽しい会話でした。偶然、お昼に友人達が集まってきたのは、神様からのプレゼントだと思います。明るい笑顔と明るい言葉が、これだけ大切なことであることを知ることができました。

その他
  • 就職について話し合いました。若い人たちの就職を応援していますが、現実の厳しさを感じています。それでも和歌山県にとって雇用の確保は重要課題なので、何とか就労機会を見つける活動をしています。お願いに対して真摯に応対してくれた皆さんに感謝しています。就労の機会を与えてくれるだけでも有り難いことです。
  • 再生可能エネルギーに関しての打ち合わせを行いました。現在実現可能な計画とそうでないものの精査が行われています。事業計画と資金、実施主体がしっかりしている計画は早期に推進したいものです。
  • 見える化について協議を行いました。暖房や冷房を効かせていても電力の使用量見えません。しかし空調設備を運転すると電力量という数字は出ています。見えないけれどコストが掛かっていることを意識することで省エネルギーにつながります。見えない数字を見えるように考えることを説明しました。